もみの木・もみの木

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うちのデイサービスはコーラスが得意だ。コロナ渦なので、寒いくらい換気をしながら、マスクやフェイスシールドをつけながら、毎日歌っている。

このあいだ、新しい曲を練習することになり、歌詞が配られたのだが、利用者さんも職員も一様に首をひねった。

おしゃれフォントが読みづらい

タイトルは『もみの木』。
それはわかるんだけど・・・
フォントがオシャレ過ぎるうえに、コピーでつぶれて読みづらい。
しかも相手は高齢者である。

「もみの木、もみの木」
「ときわに、あおき?」
「空もゆる、夏毛?」
夏毛?
「雪、うすき」
うすき?
「雪うすき、冬毛?」
うすき冬毛?

「白」が「臼」に、「も」が「毛」に見えるらしい。

歌詞は2番へと続く。

「もみの木、もみの木」
「なぐさめ、望みを」
「胸によぶ、ババア」
「・・・ババア?」

「姿」が「婆」に見えたらしい。
私は笑いすぎて死にそうだった。

もちろん、そのあとちゃんと正しい歌詞で歌ったんだけど、夏毛とうすい冬毛とババアが気になって気になって、私はぜんぜん歌えなかった。・・・ごめんなさい、本来はとても素敵な歌詞なんですけどね!

本日の猫写真。

シシィさんのつやつやの肉球を眺めてたら、ちょっと蹴られました。