私が寝不足になる理由

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先日、母が深夜に嘔吐したことから、私は再び母の部屋で寝るようになった。
おかげで私は寝不足だ。
母は夜はよく寝てくれて、トイレもあまり行かないから、そんなに大変ではない。
大変ではないのだけれど・・・起こされる。
変に起こされる。
母の寝言に起こされる。

母は入れ歯をはずしているくせに、いやにはっきりした寝言をいうのだ。
このあいだは
「パーティ楽しいねー!」
と幸せそうな夢を見ていた。
「おいしそうだねー!」
夢の中でも食い意地がはっている。

ふいに話しかけてくることもある。
「ねえ、あんたの婚約者はどこに行ったの?」
・・・寝言だとわかってるけど腹立つな。

「寝言には返事をしてはいけない」
と昔から言われている。
あの世に連れて行かれてしまうから。
だから私はいつも母の寝言を無視していた。

だが。
昨夜、母はぐうぐう眠りながら、元気よくこう言った。
「アレクサ、おはよう!」

『アレクサ』とはスマートスピーカーのことだ。
「設定した言葉」で呼びかけると、いろいろな家電を作動させる。
それはつまり・・・
「おはようございます!」
アレクサは元気よく返事した。
同時に部屋の照明がパッと明るくなり、クラシック音楽が流れ始める。
♪ タラリラリラ、タラリラリラ~
定番音楽『ペール・ギュント・朝』である。
爽やかな朝である。
気分はもうすっかり6時半である。
現実にはまだ午前2時なんだけど!

我が家のスマートスピーカーは、
「アレクサ、おはよう」
と呼びかけると自動的に照明と音楽プレーヤーが作動するように設定されているのだ。
まさか母が寝言で言うとは思わなかった。
しかも午前2時に!

母の寝言なんて無視して眠りたいのに、電気はついちゃったし、音楽は鳴ってるしで、
「なんなん!起きるの?」
アタマにきて叫んじゃった。

アレクサはもちろん、なんにも言わない。
母はぐうすか眠っている。
部屋はすっかり朝の雰囲気だけど、カーテンの外はまだ真っ暗の深夜である。
私は音楽を止めて灯りを消して、もう一度寝た。

母は今夜、どんな寝言をいうのだろう・・・

本日の猫写真は、全力で私にしがみついてるサンジ君。近頃とても食欲があって、体重も増えて来ました!

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