その昔バイオリン教師だった母は、生徒だった私に
「毎日最低30分、1曲5回ずつは弾きなさい!」
と口うるさく言っていたものだ。
ところが今は逆転してしまった。
私が「バイオリンのお稽古しよう」と誘っても
「今、読んでる本がおもしろくなってきたところだから後で」
「今日はしんどいから休むわ」
いろいろ理由をつけてサボろうとする。
「バイオリンは弾きたいけど、ちょっとめんどくさい」
などと堂々と言うこともある。
それでも今日はすんなりバイオリンを手にとった。先日Fさん夫妻に刺激を受けたためだろう。楽譜もまあまあ上手に読めた。
Fさん夫妻にご教授いただいて分かったことは
・肩当てをしたほうが良いこと
・弦によってバイオリンの角度を変えると弾きやすいこと
それから、
・やっぱり難しい
ということ。
Fさんみたいに上手な方でも2人バイオリンは難しいとおっしゃった。Fさんの奥様みたいなバイオリン奏者でも、G線や4の指はやっぱりやりにくくて、ポジション移動やビブラートにはやっぱり手こずるのだ。だから、私みたいな小学生レベルの初心者がなかなかうまく弾けないのは、あたりまえなんだ。そして同じ障害をもつFさんも、母と同じように、段が変わるとわかりにくい、とおっしゃった。
うまくういかなくて、あたりまえ。
うまく弾けたら、とってもラッキー。
だから、焦らず。イライラせずに。
ちょっとずつ弾いていこうと思った。
ちなみに私たちが今練習しているのは、こんな曲です。
ビバルディって音数が多くて忙しい曲が多いと思う。この曲もずいぶんせわしなく音符が走りまわって、まるでシシィみたい・・・子猫がちょこまか走りまわるような音楽だ。小さな足で駆けまわり、ときどき棚から飛び降りたり、階段を駆けあがったり、踊るように跳んだりする。楽しいけれど、難しい曲だ。弾けるようになるといいな。
ということで、本日の猫写真はシシィさん。
いや、シシィなんかよりも、見てくださいよこのチョコ! 巨大なリンツのリンドール!
箱を開けた瞬間に
「きたーーーーー!」
って叫んじゃいましたよ。嬉しくて倒れそうでした。
これで明日も頑張れる。
Kさんありがとう!!!!!!!