クリスマスパーティーに行ってきた。妹がお世話になっている、身体障害者施設のパーティーだ。
本格的なクラシックコンサートを聴いたあとコース料理をみんなで頂く。材料費はうんと抑えてあるはずだけど、とても凝っていて、綺麗で、まるでレストランに来ている気分になれる。外に出ることが難しい人たちにとって、これは特別な特別なごちそうなのだ。
最後には可愛いケーキも出てきたよ!
今回は例年に比べ参加している家族が多かったように思う。今年は嫌な事件があって、みんないろいろ考えたし、いろいろ考えたら家族に会いたくなったのかもしれない。
どの家族もみんな障害者だらけだった。入所している本人はもちろん、うちも母が車椅子だし、他の家族さんも足が不自由だったり、ものすごく高齢だったり、奥さんも障害者だったり。誰が入所者で誰がそうでないのかパッと見わからないくらい。
つまり、ここの施設にお世話になってる家っていうのは、どこも複数介護でほんとにギリギリなんだってこと。
うちみたいな家族にとって入所施設っていうのは、本当にありがたい、文字どおり命を救ってくれる場所で、そこで働く人たちはみんな天使に見えるのです。そして施設でいきいきと暮らし、笑っている妹を見ると、本当に救われるのです。
入所者によるコンサートもあって、妹は今までで一番張り切っていた。腕をいっぱいに使って鈴を振り、大きな声で歌を歌っていた。(歌詞は「センセー!」しか言えないんだけど。)
施設の仕事はきついと思う。どこの施設でも、本当に本当にきついと思う。だから…本当にありがとうごさいます!
コメント
わぁ!
本格的なクラッシックコンサートの後にコース料理。
素敵なテーブルセッティングにお皿、なんて美味しそうな(よだれが出そう)クリスマスケーキ!
それから、みんなで楽しく楽器を弾いたり、歌ったり・・・いいなぁ。
目に浮かぶようです。
キリスト教系の施設なので、クリスマスは一年で一番大きなイベントだということもあって、ぎりぎりの予算で本当によくやってくださってるんですよ。
入所者さんたちの歌も楽器もすごく個性的w
それがなんともいえず胸を打つんです。
施設ってわりと不幸なイメージがありますが、とても心温まるイベントです。