新元号が決まった日

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新しい元号が「令和」に決まった。
どんな元号になるかみんなが予想をしていたし、私も今日の発表を楽しみしていた。できれば発表の瞬間をライブで見たいと思っていた。

でもその時間はミーティング中だった。そろそろかなあ、もう発表したかなあ、とやきもきしていた。かかってきた電話に出ようと、上司が立ち上がったのをみはからって、スマホを開いた。
LIVE中継のサイトにアクセスした瞬間、官房長官が
「令和!」
ってやってた。
電話を終えた上司つかまえて
「決まりました!」
と画面を見せた。その後は他の上司も道連れにみんなでわあわあ騒いだ。仕事、どっかいっちゃってた。上司がお茶を淹れてくれた。

昭和が終わったときはちょうど宝塚歌劇を観にいっており、公演が中止になったのがショック過ぎて平成改元のことは覚えていない。

令和はどうだろう。あと30年経ったら、「令和改元のときはミーティング中だったなあ」とか思い出すかな。

母もデイサービスから帰ってくるなり
「元号、決まったねえ」
と言った。
「れいわ!」
ちゃんと覚えてた。えらい。

あとひと月で平成が終わる。
平成はどんな時代だった? と母に尋ねてみた。

「昭和が平成に変わった頃ね・・・30年前は、U子がまだ小さかったでしょ」
U子は私の妹だ。生まれつき重度の障害がある。30年前は6才で、生き延びられるかどうかと言われていた頃だ。
「この子はどうなるんだろうって、不安だったよ。たとえ大人になることができても、どうやったら生きていけるだろうって不安だった。まさかこんないい時代になるとはねえ!」

現在、妹は施設に入所させてもらっている。
母は介護保険をつかい倒している。

平成は、福祉がものすごく発展した時代だね!」
官房長官が掲げた『令和』の額にNHKの手話通訳のサブ画面がかぶったという話。平成改元のときには手話通訳の画面なんて無かったわけだから、それは30年の進歩を象徴しているかのように思えた。

もうじき始まる新しい時代。誰もが生きやすい時代となりますように。

あ!そういえば壊れていた母の介護ベッド、やっと交換してもらいました。ほっとしたー!

本日の猫写真。

猫じゃらしを見上げるシシィさん。

あんまり興味がなさそう。

・・・からの、

うわあ、襲われたあ! 迫りくるモフモフ!

令和がモッフモフな時代になりますように!

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