春がきました。今朝は初めてウグイスのさえずりを聞きましたし、ヒバリが騒がしく歌いながら空にのぼっていくのも見かけました。
こんなに気持ちのいいお天気なのに…とある利用者さんがいいました。
「俺はもうダメだ。ぜんぜん歩けなくなってしまった。車椅子を押してもらって出かけるなんて恥ずかしくてできない。このまま、家から出られないまま死ぬんだな」
私は母のことを話しました。ほんとはプライベートのことは話しちゃいけないことになってるんだけど、話しました。車椅子でも紙オムツでも、外にでて、お日様の光をたくさん浴びて、人生を楽しみましょう。何も恥ずかしくなんかないです。車椅子でお出かけをしましょう!
「そうか。車椅子でも、出かけられるんか」といって、利用者さんは目をあげました。「あんたに車椅子を押してもらって出かけたいな」・・・えっと、私は今のとこ生活援助で入ってるからそれは無理かもしんないです。
すべての利用者さんがいっぱい外に出て、お花見とかする気になってくれたらいいなと思います。だって、おでかけは最高のリハビリ、だからです。
突然ですが、ウィーンのバリアフリー情報サイトを作りました。
私がウィーンへ行く際、ご協力いただいたお三方から寄せられた情報と、実際に行ってみたレポートを少し、それからネットで得られた情報や、私の後でウィーンに行かれた車椅子ユーザーさんのブログも紹介しています。車椅子でウィーンへ行こう!という方のお役に立てればと思います。
でもウィーン情報だけじゃあまりにもピンポイントなので、日本の情報も増やしていきたいなあと考え中です。実際に行ってレポートを書くのは無理でもリンク集くらいなら作れるかなー。
コメント
だださん、『おでかけは最高のリハビリ!』読んだよ~
ブログでもずっと読んでいましたが、計画実現のために、こういうことをやっていったというあたり、リアルでしたね。
地獄の12時間の飛行機とか、飛行機内のトイレでの奮闘、壮絶です。
その中で、気持ちはあっても、肉体的にしんどくなってしまうお母様、楽しみにしていたクルージングを中止にせざるを得なかったり、だださんがのみの市を楽しもうとし始めたところで呼び戻されたり、本当に連れてきて良かったんだろうか?とか、私の自己満足なのか?とか葛藤するあたり、私もいつも同じです。体力がなくて、疲れやすい夫、家でのんびりしているほうが本当は楽なんじゃないか?とかね。
そう思いながらもね、家族だから、一緒に楽しみたいし、チャレンジしないのはおもしろくないって思うから。だださんのウィーン行きに比べたら、私のはほんの小さなチャレンジですけどね。
だださんの開設した新しいサイトにも載っているバリアフリーホテル(温泉)のひとつに、来週一泊してきます。残念ながら雨の予報なので、周辺観光無しで、宿の温泉だけを楽しむつもりです。他にも、このサイトを見て泊まってみようと思うところがありました。いろいろ楽しみたいと思います。
あ、山梨の「サポートの宿山中湖INN」って、閉館になったってホームページに出ていましたよ~。
ありがとうございます!
コメントしてませんがアワキビさんとこのブログも毎日読んでます。
あれだけ大変なのにご夫婦の愛がすばらしいです。
山中湖INN閉鎖、教えて頂いてありがとうございます!
集めたのが去年の夏だったんで…ほんと、情報ってすぐ古くなりますね。
来週のご旅行、楽しみですね。
気をつけていってきてくださいね!