人も野菜も、自然のもの

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日曜に冷たい雨が降った。
朝からどんよりとして起きにくい。
前の晩から眠れなくて変な夢ばかりみて。
今日は何もしたくない。
ちょっと体調が悪いのかな。
寒さのせいか。
気圧のせいか。
雨のせいか。
一日中ぼーっとしていた。

一夜明けてもまだぼんやりが抜けなくて。
そう話したら
「それは当たり前や」
と利用者のおばあちゃんに笑われた。

「人間も自然のものやさかい、まっ直ぐじゃないんや。
はる、なつ、あき、ふゆ。季節によって体が違うのは、あたりまえ。
土から生えたもん食べて、おてんとさんに当たって暮らしてるんやから。
天気によって変わるんはあたりまえや」

こんな話を聞いていると、私たち自身が畑の野菜の一種みたいな気がしてきて、楽しくなる。
そうして利用者さんはいつものように、どうやって物を大事にしながら暮らしていくべきかを話し始めた。

「きちんと生活してたらゴミなんかほとんど出ないんや。新聞紙は古くなればなるほど柔らかくなって価値がでる。藁も縛って丸めたらタワシに使える。マスクの紐かって、洗って消毒したら輪ゴムの代わりに使えるんや。生ゴミだってぜーんぶ畑の肥料になる。根本に埋めといたら美味しいトマトやキュウリができるんやで・・・」

理想的なSDGsとは多分、昔ながらの生活をすることなんだろう。
私たち人間も野菜とそう変わらないのだから、畑に優しい生活をすればいつか自分たちにその優しさが返ってくるのだろう。

母のお布団でお昼寝中のシシィさん。
呼んでもぜったいに起きません。

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