チョコレート三昧な本

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とんでもない本を読んだ。乙一の『銃とチョコレート』。児童書の体で書かれているのだけれどブラックで、大人が読んでもおもしろくて。

でも、すごいのはそこじゃなくて!
出てくる登場人物が!地名が!固有名詞が!
すべてチョコレート!

(以下、画像は商品リンクです)

まず登場するのは「怪盗ゴディバ」。

(私、ゴディバのアイスがものすごく好き)

それを追うのは探偵ロイズ。

(日本が誇るチョコメーカー・ロイズ。これおいしいけどすごい太るやつ。)

そして主人公の少年の名前はなんと!
我らがリンツだ!!!!!

(リンドールが至高!)

主人公の母はおなじみのメリー。

(お手頃価格なのもいい)

父親の名前はウィーンに本店があるデメル。
主人公がときどき猫の包み紙のチョコレートを買う場面があるんだけど、これもデメルのチョコを連想させる。

(泣きたいくらい美味しいやつ!ほんまこれ好き!)

他にも、ヴィタメール、ゴンチャロフ、モロゾフ、レオニダス、ドゥバイヨルと、挙げて行けばキリがないほどのチョコレート尽くし。もう文字だけでも幸せになってしまいますよ…。読んでるだけで太りそうですよ…。なんでこんな素晴らしい本を今まで読んでなかったんでしょう私。

普段はリンツにもなかなか手が出なくて、ダースチョコレートとか霧の浮船(ともに85円の板チョコ)ばっかり食べているので、この本を読んで幸せな気持ちになりました。反則だよ乙一…。

チョコレート好きにはおすすめです!

コメント

  1. こ、これはユーク。
    書名の取り合わせも、今川焼と白雪姫くらいにユニークですね。
    ヴィタメール、レオニダス、ドゥバイヨルは、寡聞にして初耳です。
    だださんのように、チョコレートの鬼の域に達していなくて
    すみません(笑)
    霧の浮舟のメーカーはどこかしらと思ったら、ロッテなんですね。
    霧つながりで、横浜在住の姪から届いたムニャムニャ祝の
    お返し、霧笛楼の横浜煉瓦を思い出しました。
    チョコ修行不足の私の舌にはグーでしたが、チョコ舌が肥えきって
    いる(笑)だださんにはどうか判りません。

    • チョコレート嫌いな人がこれを読んだら…あ、チョコレートの名前だって気がつかないか。
      ヴィタメール、レオニダス、ドゥバイヨルは、どれもちょっとお高いチョコレートでめったなことでは私の口に入りません(笑)。
      霧の浮き舟は昔からあるエアインチョコで美味しいんですよー安いし。
      横浜煉瓦も調べちゃいました!
      チョコレートケーキなんですね。おいしそうでした。

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