下の世話をしてもらうということ

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今日は家族の話じゃないけど。
ヘルパーがオムツ交換を拒否されたという話を聞いた。
「他人にオムツ替えられるくらいやったら首くくって死ぬ!」
高齢になって初めてオムツをつけるというだけでもショックなのに、それを他人にやってもらうなんて耐えられないと。

私は物心ついた頃からずーっとオムツ交換を見て育ってきたせいか、慣れすぎて、昔からそのへんの意識がとても薄い。排泄介助も、食べること寝ることと同等みたいに自然なことと考えてしまっている。母専用のトイレは「邪魔だから」という理由でドアを取っ払ったくらいだ(カーテンはある)。

でもそれは間違っている。トイレに行くこと、自身で下の始末をすることは、人間が一番最後まで持っているプライド、大切にしたい尊厳なのだ。そんなことを自分に言い聞かせながら『最後のウンチとおしっこ』という記事を読んだ。


(絨毯の上でウニウニと暴れているサンジ君)

私もいつか誰かに下の世話をお願いすることになるのだろう。それはどんな人なのだろう。看護師さんか。ヘルパーさんか。・・・介護ロボットかな?

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