皆さま、「枕返し」という妖怪をご存じでしょうか。
枕返し、反枕(まくらがえし)とは、日本の妖怪の一つ。夜中に枕元にやってきて、枕をひっくり返す。(中略)江戸時代・近代以後に多く見られ、その姿は子供、坊主であるともいわれるが、明確な外見は伝わっていない。 (Wikipedeiaより)
ただ枕をひっくり返すだけ、という妖怪。なんのために枕をひっくり返すのか、ぜんぜん意味が分からない妖怪。私も長らく「なんやそれ」とか思ってたんですよ。
ところが、今日!
私は妖怪「枕返し」に出会ってしまったのです!
写真もばっちり撮りました!
こいつです!
↓
(母の枕も奪い取ったシシィ)
こいつがね、午前4時とか5時から私の枕を奪いにくるのです!
シシィ「どいてニャー。その枕に寝るのニャー」
私 「ダメ。枕は渡さない」
シシィ「じゃあ、あんたの頭に寝てやるニャー!」
遠慮なく私の顔面にかぶさってくるシシィ。目も鼻も口も、モッフモフのお尻で覆われてしまった。
私 「く、苦しい・・・息ができない・・・!」
シシィ「どうだ? 枕を渡す気になったかニャ?」
私 「負けてたまるかあああ」
もがく私。じたばた暴れて起き上がり、顔面からシシィのお尻を吹き飛ばした。ついでに枕も吹き飛ばした。枕はコロリと転がって裏返しになった。
シシィ「やったー! 枕はワタシのものニャー!」
シシィは上機嫌で裏返しの枕に寝そべった。
私 「負けた・・・」
妖怪「枕返し」は絶対、猫を飼ってる人が考えたんだと思う。
コメント
だださん、最高ーっ、枕返しの妖怪は猫だったの説に激しく同意!!
うちのニャンコもとにかく枕が大好きで、毎晩、その三分の2はニャンコに取られてとっても窮屈ーッに寝ております。我慢でない、どいて〜と私が動いたとすると、このニャンコ、かなり高い確率で枕を引きずり下ろすと思います。事実、ちょっとお留守番が長引くと、敷物とともに、枕も廊下に引き摺り出されていることがあります。
やっぱり枕好きなのですね!
猫といっしょに使えるように長い枕に変えようかなあと思ったり…。
それにしても枕を引きずっていっちゃうってパワフルですね(笑)