人間ドックへ行ってきた。バリウム飲んで気持ち悪くなって、下剤をのんでもっと気持ち悪くなった。
気分治しに、帰りに宝塚へ寄った。もちろん大劇場だ。
宝塚大劇場はちょうど開演前。5分前をしらせる『すみれの花咲く頃』が流れていた。昔ならとびこんで観ていただろう。若い頃はどうしてあんなにお金も時間もいっぱいあったんだろうなあ。物欲しそうに見えたのか(実際欲しかったけど)、ダフ屋に「チケットいりませんか」って2回も声かけられちゃったよ。(断るの悲しかった!)
今の私は、お金も時間もないけれど、思い出だけはたくさん持ってる。宝塚ファンだった20年間の思い出がいっぱいに詰まった花の道を歩く。
花の道には桜だけじゃなく立派な木がたくさん植えられている。ここを歩くたび、樹齢100年を越える松の木が、
「おかえり!」
って言ってくれてるような気がするんだ。
そして、クスノキ。
懐かしい懐かしいクスノキ。故郷の木。私は小学生の頃から、この木の下で泣いたり笑ったり、憧れたり怒ったり、カメラ持って走りまわって遊んでた。夜明かしまでしたこともある。この木の下で、どれほどたくさんの文章を書いたことだろう。今の私の文章は、このクスノキの下で生まれたようなものだ。
この木は、待っててくれるかな。いつか私が生活を立て直して、自分の人生をちゃんと歩けるようになる日まで。…宝塚に戻って来られるその日まで。
こんな晩秋にまだバラが咲いてた!
コメント
待ってくれますよ~。
日本各地に、樹齢1000年以上のクスがありますもん。
ファン歴が長いだださんの姿を見て、宝塚劇場も
お待ちしてま~すと言ったと思います。
樹木にイケナイことをする人が絶対に現れないよう
祈念します。
良い木なんですよー。
樹齢はわかんないんですけど、とにかく大きくて。
河原のクスノキがそのまま残された感じの木で、劇場の地下にも根を張っているようです。
いつか昔みたいにあの木の下でのんびり遊べたらなあと思います。
だださんがご自分の人生を歩けるようになることを願っています。その時は苦労された分きっと以前より素晴らしいものになると思います。変わらずにだださんを待ってくれているものはありますよ。陰ながら応援しています。どうぞ体に気を付けて下さいね。
ありがとうございます!
どんな未来であろうとも、それは私が選んだ道です。
なので責任をもって、できるだけ楽しく歩いていこうと思います。
その道に宝塚があればいいなあ…。