ちょっと悩んでることがある。
母が「右足が痛い」と訴えていることは昨日の記事にも書いた。「痛い」と言い出したのは、火曜日からだ。私が仕事を終えて帰宅したら
「足が痛い」
と言ったのだ。そのとき母はこうも言った。
「さっきうまく立てなくてヘルパーさんと一緒に転んだの」
えっ、転んだの? 大丈夫?
「うん尻もちついちゃってね。ヘルパーさん、すごーく大変そうだった!」
私が仕事に出ている間、30分だけヘルパーさんに入ってもらう。仕事内容は、ベッドから車椅子への移乗と水分補給、そしてトイレ介助だ。そのときに転んだという。あわてて訪問記録をめくったが、転倒したとは書いていなかった。
転倒なんて、本来なら絶対に記録に書くべきことだと思うんだけど…
なぜ書いていなかったのか? 可能性は2つある。
1)書く時間がなかった
母はときどき、ヘルパーさんが帰り際に
「もう一度トイレに連れていって」
と頼むことがある。「迷惑だから絶対やめて!」と、きつく言ってるんだけど、覚えてくれない。
ヘルパーさんも親切だから、時間ギリギリなのに連れていってくれる。そして時間がない中での転倒。ぜんぜん立てない母を車椅子に座らせるのはむちゃくちゃ大変だったはずだ。時間もかかっただろう。ヘルパーさんは慌てたに違いない。母にケガがないとわかると、大慌てで次の訪問先へと走ったと思う。記録を書き直す余裕なんかなかったのだ。
2)実は転んでない
母は今でも夢と現実がごちゃごちゃになる。想像したことを本当だと思い込む。時にはものすごく現実的で細かい妄想を見ることもある。だから、
「ヘルパーさんと一緒に転んだ」
というのも、もしかしたら母の妄想かもしれない。転んだという証拠がない。
確率は半々というところ。
そのヘルパーさんはベテランで、我が家との付き合いも長い。とってもとっても良い人なのだ。私も訪問やってるから、クレームみたいなことは気が進まない。何事もなければスルーしていただろう。
でも…
今、母の足の痛みの原因が、どこから来るのか分からないで困っている。もしかしたら転んだせいなのか? でも、足が痛いからうまく立てなくて転んだ、とも考えられる。転倒はぜんぜん関係ないのかもしれない。そもそも転んだのかどうかもハッキリしないのだ。
来週早々にも整形へ連れていこうと思っているので、その前にヘルパーさんにちゃんと聞かなくちゃいけないと思っている。
「コケました?」
って。
「どんなコケ方しました? 右足ぶつけました?」
って。
でも事業所に電話したらヘルパーさんが怒られちゃう。もし母の妄想だったらひどい誤解を生むかもしれない。
これが他の人のことだったら
「遠慮せんとガンガン訊いたらええですやん!」
とか言うねんけどなあ…どう言ったら棘なく伝わるのか…悩む…。
本日の猫写真。
テレビ見ながら寝落ち?のサンジ君。
オヤジが散らかしまくったテーブルの上で寝ています。
なぜこんな所で寝るかというと、
「ここならシシィが襲ってこないから」
「シシィが襲ってきてもオヤジに助けてもらえるから」
近頃パワーアップ(重量もアップ)したシシィに辟易しているサンジ君。昨夜なんて、お尻をかみつかれて悲鳴あげてました。可愛い可愛い弱虫サンジを、守ってあげなくちゃね。
コメント
だださんこんばんはー!
うちの父もたま~に言うんですよ、今日はコケたとか危なかったとか。
リハビリデイサービスのところで、なんですけどねー。
一度車に乗るとき危なかった、というのはスタッフの方からちゃんと聞いたのですが
トイレで危なかった、「娘さんに怒られるよー」て言うてた、とか言われて
本当なのか妄想なのか、私にもわかりませんでした・・・
何かあったらちゃんと言ってくれるのかどうか、分かりませんもんねえ・・
今日は車に乗りこんだ父のシートベルトがなかなか閉まらず、変な拍子に私のヒジが
父のあごに当たって、唇からちょっと血がでてしまいました・・・
親だから怒りもせず許してくれるけど、仕事だったら報告書ものですよねえ・・・。
こんばんはー!
>トイレで危なかった、「娘さんに怒られるよー」て言うてた、とか言われて
>本当なのか妄想なのか、私にもわかりませんでした・・・
やっぱりそういうことあるのですかー。
昔は突拍子もない妄想ばっかり見てましたが、近頃は作話かと思うような妄想のほうが多くて。
「こうなるかもしれない→こうなった!」
という可能性からの妄想は、本当に見分けがつきません…。
事業所は、ほとんどの場合は何かあったら言ってくれると信じています。
私なら、もし報告書に書けなかった場合でも事務所を通して家族さんに伝えます。後でバレるほうが怖いですしね。
でもヘルパーも人間ですから…。
だださん おはようございます。
お母様の足 心配です。
ホント 捕まってでも立ち上がりが出来るかで介助方法がガラリと変わってしまいますからね。
可能な限り足腰の力はキープさせておきたいものですね。
ヘルパーさんの協力がないとこちらも仕事できないし、何か起こっても責任を取ってもらうなんてことは考えてないけど(場合によるが) ただ原因がわからないと対処できないから報告だけは欲しいです。
小さなことでも気づきを共有することは本当に大切なことだとおもいます。
棘の無い聞き方…悩みますね。小心者の私にはズバッと聞けないです。
小さな女の子の幽霊さんが見ていてくれたのなら教えてくれないかなぁ。
お母様の痛みが引きますように祈っております。
そうなんですよ、足の力って本当に大事です。
つかまり立ちができないとトイレ介助ほんとに面倒なことに…
もし来週まで痛みが続けばヘルパーさんを2人介助をお願いするか、トイレ介助を諦めるかのどちらかになります。
困ったなー。
通常、細かいことでも報告はするはずですよね、特に体のことは。
報告書書くのは私自身も苦手(字が汚いから!)ですが、細かいことでもいっぱい書いてくれるヘルパーさんはなんか安心ですよね。
家族に言いにくいことでも、少なくとも上には伝えます。
>小さな女の子の幽霊さんが見ていてくれたのなら教えてくれないかなぁ。
本当にねえ!
まったく役に立たない幽霊ちゃんだー!
病院へは行かれたのでしょうか。ない…とは思いますが、血圧の高い方には、足の血管にプラークが飛んだりすることがあるので心配ですね。
すぐに治るかなーと思ってたんですが、意外に治らないのでちょっと怖いです。
市民病院の整形が月曜しかやってないので、月曜に休みもらって連れていきます。
プラークって歯垢しか知らなかったですが、血栓?という意味もあるのですね。
怖いです…。
事実を確認することはクレームではないと思います!!
右足が痛むこと、お母様がそうおっしゃっていたという今の事実をやんわーり伝えてはいかがでしょうか??
以前担当していた利用者さんもヘルパーさんと一緒にお風呂でこけたことがあったそうです。
「ヘルパーさんが可哀想だから内緒にしたの。絶対他の人には言わないでね!」と言われました。。。
何もなかったからいいもののこれってどうなんでしょう。
ヒヤリハット、事故報告はペナルティーじゃないんですけどねぇ。。
ありがとうございます。
勇気をだして確認してきましたー!
シロでしたー(笑)
ヘルパーさんごめーーーん!
>「ヘルパーさんが可哀想だから内緒にしたの。絶対他の人には言わないでね!」
いかにもうちの母が言いそうな台詞!
でも母の場合は半分くらい妄想なんだけど(笑)
やっぱり黙ってるヘルパーもいるのかな?
・・・ああ、きっといるなあ(笑)
内緒にしたら逆に怖い気がしません?
そして利用者さんも、しっかりしている人の場合はいいですが、うちみたいに作話や妄想のある場合は全面的に信じちゃいけないし、でも本当だったら大変だし、どちらを信じるか悩むところですね。
うちも婆さまの話と連絡帳の報告が一致しないことがあったりします。
どっちが現実じゃないことを言ってるのかというと、勘違いと記憶違いを含め、婆さまの方が怪しいんですよねえ。
>「ヘルパーさんが可哀想だから内緒にしたの。絶対他の人には言わないでね!」
本当のことだとしても、妄想だとしても、
優しさが生み出す配慮だと思います。
で、その優しさを逆手に取ったのがオレオレ詐欺。
今日もどこかで、可愛い孫の一大事!大丈夫だよ、おばあちゃんが何とかしたる!父ちゃんと母ちゃんには内緒でいいよ!!
なんて鼻息荒く、あっさり引っかかって大枚振り込んじゃってる人もいるんでしょうねえ。
POTEさん、お疲れ様です!
やっぱりあるんですね、本人の言葉と報告が一致しないこと…。
騙されないように気をつけねば!と思っていたのに私はコロッと騙されてしいまいましたよ。
>その優しさを逆手に取ったのがオレオレ詐欺。
オレオレ詐欺って本っっっ当に根性が悪い犯罪ですね…
詐欺被害者の多くが高齢者ですもんね。
うちの母は電話をとれないので詐欺には合わないはずなんですが、もし怪しい電話がかかってきたと打ち明けられても、私は
「また寝ぼけたこと言ってるわ」
とスルーしそうで逆に怖いです(笑)