呪いなんて撥ね返せ!

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私はオカルト話が好きで、いつも寝る前に怖い話をひとつ読む。ゆうべ読んだのは、いわゆる「呪われる話」。「この話を最後まで読んだら呪われます」っていうやつだ。

もちろん呪われるなんて嘘だ。オカルト好きだからってオカルトを信じているわけではない。この世に呪いなんて存在しない。

・・・と、思っていたのだが!

恐ろしいことに呪いは存在した。
今はまだ私自身は免れているけれども、呪いはもうすぐ近くまで来ていることがわかった。家の中まで入り込んでいる。家族が一人、呪いの犠牲になった。
家族が。
オヤジが。
帰宅すると、
「うげえええええ!
 ほげえええええ!」
ノロウィルス(かもしれないモノ)にやられていた。

オヤジはこのあいだからずっと調子悪かった。
私の風邪がうつったのだと思ってた。
そしたら、えげつないほど吐きはじめて、そのあと下痢に苦しみだした。
ピークは過ぎたようだけれど、明日は病院に連れていかなくちゃいけないだろう。

問題は、この呪いは伝染するということだ。

幸い私は自分が風邪気味だったため、ずっとマスクをしていたし、オヤジとはトイレも食事も分けていた。具合が悪くなってからはオヤジは2階の自室に閉じ込めて、なるべく距離をとるようにしている。母はもっと遠ざかっていて、オヤジの顔をしばらく見ていないはずだ。

それでもやっぱり不安になる。
2年前に私がノロにやられたときはオヤジが母をみてくれた。でも、もし今、オヤジと私が2人とも倒れたら?

在宅介護者はどんなに酷い状況でも介護を休むことはできない。そして家族がノロやインフルエンザなどにかかった場合、ショートステイに引き受けてもらうことはできない。誰にも助けてもらえないのだ。だから嘔吐と下痢の合間をぬって母の介護をすることになる。そうすれば母も確実に感染し、地獄絵図が展開されることになるだろう。

これを呪いと呼ばずになんと呼ぼう?

いや、そんなことをしている場合ではない。
人生は短いのだ。
のんびり呪われているような暇などない!

どっかいけノロウィルス(みたいなもの)!

本日の猫写真。

ごろんごろんお腹を見せてくれるシシィさん。
猫にはうつらない・・・よね?

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