夢をみた。
大勢の人たちが座敷で宴会をひらいている夢だ。飲んだり食べたりしゃべったり。人々の顔は見えないが、和やかな雰囲気だった。
そこへ新たな客がやってきた。
・・・高槻のおばさんだ。
父の姉に当たる。
「お久しぶりです!」
ちょっと離れたところから挨拶すると、
「ああ久しぶりやなあ。ごめん、ちょっと急いでるねん」
・・・どこへ行かれるんですか?
「今からM子(おばさんの妹)のとこに行かなあかんねん」
おばさんは座敷の面々に挨拶をすませると、せかせかと足早に去っていった。その背後には祖母の姿がよりそっているように見えた。
・・・おばさん、相変わらず忙しそうだなあ。
と目が覚めたときに思った。
おばさんはパワフルで社交的な人だ。旅行好きだから、正月に会うたび旅の話で盛り上がった。母が脳卒中で昏睡状態だったときには
「大丈夫、絶対に声は聞こえてるから」
と励ましてくれた。
そんなおばさんに久しぶりに会ったから、もっと話したかったんだけど。
ウィーンの話とか、したかったんだけど。
仕方がないな。
・・・おばさんの初盆なんだもんな。
あちらへ帰る前にすることがたくさんあるんだろう。
「今から会いにいく」と言ってたM子おばさんに、このことを報告すると
「私は夢の中で死んだ人に会ったことはいっぺんもないねん」
と残念そうに言われた。
・・・まあ。
夢だからね。
夢は忘れるもんだからね。
私の夢の中で、おばさんたちは久しぶりの再会を抱き合って喜んでいた。
コメント
私もおばさんの妹さん同様夢で亡くなった父や愛猫に会ったことがありません。
一度でもいいから出てきてくれないかなぁ……
夢に出てこないのは、向こうで元気にやっているからだと言う方もおりますが……
夢をみないのは眠りが深い証拠で健康なのだと聞いたことがあります。
それに夢はたいてい忘れてしまうものです。
台場さんも、M子おばさん同様、きっと覚えていないだけで、夢の中では何度も大事な方々にお会いになっているのではないでしょうか。
今日、20年行っていないところになぜかお買い物に行ったら
新盆の祖父の元職場の隣でした。
職場まわりをたくさん歩いて、祖父の好物を買って帰りました。
うれしかったです。
だださん、相変わらずお忙しそうですね。
できるだけ、お身体お大事に。
私は神経性の胃腸炎になってしまい
あわてて運動と腸活をしています(味噌!納豆!ヨーグルト!)。
おお、なぜか呼ばれたんですね!
そういうこともありますね。
胃腸お大事になさってください。
私も逆流性胃腸炎になったことがあるので食べ過ぎ注意です。などと書きながらまた食べてますが。
腸活…発酵食品が良いのですか。
がんばってください!