ワット・アルンの桟橋からチャオプラヤー川を船で渡る。
船賃は4B(12円)。
昔よりは値上がりしてるけど相変わらず安いな。
川を渡り、船着き場から徒歩1分。
大きな建物がそびえている。
バンコク随一の仏教寺院、ワット・ポーだ。
ワット・ポーは王宮と並びバンコクを代表する観光地のひとつ。私はここのでっかい涅槃仏が大好きで、バンコクを訪れるたびに挨拶することに決めている。今回もお釈迦様に「こんにちは」を言いにいこう!
人気観光地だけあって早朝からにぎわっている。修学旅行みたいなタイ学生がわいわい群れていたので一緒に寺へ入った。が、様子がおかしい。私たちの他には観光客がぜんぜんいないし係員も少ない。第一、チケット売り場が閉まっている。そしてこんな看板を見つけた。
「 OPEN 8:30~6:30 」
えっ? 開館は8時半なの?
今の時間は?
7:58?
もしかして私、まだ閉まってるのに入っちゃった?
入るとき係員いたけどスルーされたよ?
どうやら、お寺の敷地内は自由に歩いてもいいが、メインの涅槃仏だけは開館時刻にならないと入れないようだ。
残念だなあ。お釈迦様に会いたかったなあ。
窓からちょっとくらい見えないかな?
大きな窓からのぞいてみる。
すると、大きなお釈迦様の、
・・・お釈迦さまの、
・・・お釈迦様の、乳首だけ見えたわ。
あ、あんた今笑った?
私のこと笑ったでしょ!
うーん。
ワット・ポーの像って、なんかバカにされてるような気がするんだよなあ?
冗談はさておき。
私は「時は金なり」の弾丸旅行者である。お釈迦様には会いたいけれど、開館まであと30分なんて、とても待っていられない!
20分くらい猫と遊んでから次の目的地に向かった。「あと10分やん」というツッコミは受け付けない。