69才、要介護5のハロウィン

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昨日のハロウィン、皆様は楽しまれましたか?

ヨーロッパのお盆みたいなお祭りであるはずのハロウィンが、アメリカ経由で入ってきた日本では「コスプレ祭り」としてかなり定着してきた感があります。

とはいえ今年も
「ハロウィンなんて…」
という声をよく聞きました。
「ハロウィンなんて、外国のもので、日本には馴染まない」
「ハロウィンなんて、子供と若い子がやるもの」
「ハロウィンなんて、騒々しくて、ついていけない」

とっても大人の発言だなあと思います。まあ、私もちょっと前までそうでした。でも母を見ていると、そんなこと言ってる場合じゃない気がしてくるんです。

「せっかくお祭りがあるっていうのに、楽しまないともったいないでしょ!」

『人生なんでもかんでも楽しまないともったいない症候群』の母は今年もゾンビメイクを熱望。ハロウィン当日はデイサービスので、百均で血糊まで買いこんで
「ゾンビメイクしてデイに行く!」
と張り切っておりましたが、私が阻止しました。だって血を垂らしてデイに行ったら、
「たいへんや、この人ケガしてるで!」
「血まみれや!」
「かんごふさーん!救急車!」
大騒ぎになるかもしれません。ハロウィンを知らない大正うまれのおばあちゃんたちにゾンビは刺激が強すぎます。

ゾンビはあきらめてもらって、かわりに、魔女の帽子をかぶってデイサービスに行ってもらいました。デイの職員さんたちはハロウィンらしい被りものや衣装を着ていたそうですが、仮装をしてきた利用者は母だけだったそうで。
 「みんなノリ悪いなー! そやから田舎や言われるねん! 来年はみんなで仮装パーティしよう!」
と言い放ってきたそうです。なんか迷惑…。

母のノリに周りがついてこれるまでにあと何年かかるのでしょうか。

そのあとニュースで東京や大阪のハロウィンの様子を見ては
「羨ましーい!私も行きたーーい!」
と大騒ぎ。
「来年はUSJにいこうね! みんなでゾンビになろうね!」
と約束させられてしまいました。

来年、母は70才になります。なんでそんなにゾンビになりたいのかは謎だけれど、楽しむことに年齢制限はなく、日本のハロウィンはただのコスプレ大会なのだから大人も楽しんでいいのだと思いました。

…誰かゾンビメイクの方法を私に教えてください…。

本日の猫写真。丸いシシィさん。


来週、避妊手術をすることが決まりました。

コメント

  1. 簡単ゾンビメイクで検索するとこんなん出ました。
    https://i-see.in/articles/1150

    人其々のハッピーハロウィーンでよろしいと思いますが、公共の場であるはずの渋谷の乱痴気騒ぎはどうにかならんのかと思いつつ、我が家はこの時期限定のパンプキンスイーツを堪能してました。
    うちのババ様は今ひとつハロウィンが理解できないらしく、以前魔女コスさせてもらって記念写真も頂いたのですが「何あれ気持ち悪い、美人にしてくれるって言うから期待したのに、何なの、あの変なとんがり帽子」としばらく御不興でした。
    (大正生まれにはちとジェネレーションギャップが 笑)

    • おお!良い情報をありがとうございました。
      傷シールなんてあるんですね!
      百均の血糊は使いこなせなかったので来年はシールを買ってみようと思います!

      ハロウィンってお祭りの理由付けが分かりづらいんですよね。
      誰かのお誕生日というわけでもないし。
      魔女はともかくなんでゾンビが大量発生するのでしょう(笑)
      見た目にキモチワルイのも受け入れにくい理由の一つなんでしょうね。

  2. お母様の前向き姿勢あっぱれです。
    倒れられなかったら、認知にもならずに歳を重ねて行かれるタイプの方なのに口惜しく感じます。
    我が母86に今月なりますが、そのぐらいならもうええかな?と思ってしまいますがお母様お若いから勿体ないですね。
    お母様の前向き姿勢を見習って楽器頑張りますね。

    • ありがとうございます。
      母がもし脳卒中に倒れていなかったら、毎年欠かさずハロウィンパレードに参加しまくっていたでしょうね…。
      どこのデイサービスでも最若年なので、「おばあちゃんたちに若い人の文化を広めたい」とか申しております(笑)。
      楽器がんばってくださいね!