連絡があって、ヘルパー派遣事業所の責任者が家に来た。
「電話でお話しするべきことではないと思いまして」
そんな前置きをして。
次の言葉が。
「高齢者の介護事業から撤退することになりました」
つまり、ヘルパー派遣の事業所がつぶれたってことだ。
私も母もおどろいた。
寝耳に水だったから。
でも、つぶれた理由をきいて納得がいった。
「人手不足」
その事業所は、障害者と高齢者、両方の介護事業をやっているところなのだが、ヘルパーさんが足りなくなって回らなくなり、高齢者のほうを閉めることに決まったらしい。悲しくて寂しいけど、しゃあないなあ。母のこと、よその事業所が受けてくれるといいなあ…。
人手不足は深刻だ。はやく介護ロボットが実用化してくれるといいな。
本日の猫写真。
窓辺で朝日をあびるサンジ君。
うちにヘルパーさんに来てもらってる理由は、私が仕事(ヘルパー)をしている間、母の介護をしてもらうためだ。ヘルパーするために別のヘルパーを呼ぶなんて、矛盾を感じる。
「あんたが私の介護をしてお金もらえるんだったらいいのにね」
と母が言った。ほんと、それができばいいのに! たしか昔はできたんじゃなかったっけ?
在宅介護者が資格をとって、事業所に登録して、自分の家族の介護をする。それでわずかでもお金がもらえたら楽なのに。そんで空き時間にほかの人の介護もすれば、介護無職がちょっと減るんじゃないの? ちょっとだけ人手不足解消になるんじゃないの? まあ、どうせズルする人が出てくるんやろけども。
コメント
ウチもそれを出来たら負担減るのにな。
そうなんですよね…
そういう人、多いと思うんです。