昨日、家族そろってやってきたのは、大阪府吹田市にある「ホテル阪急エキスポパーク」。バリアフリールームは広々とした和洋室だった(+3000円でした)。ベッドはギャッジアップできる介助ベッド! 車いす用の洗面台はちょっと高すぎたが使えないことはなかった。(でも鏡がなかった)
問題はトイレ。トイレの近い母はチェックインしたとき
「とりあえずトイレ!」
って気分だったのだけど、肝心の車いす用トイレに鍵がかかっていて、フロントに言って開けてもらわなくちゃいけなかった…。
立派なトイレだけど縦手すりがなく母には難しかった。基本2人介助で、妹がいないときは1Fの車いす用トイレを使った。お風呂も広かったけど、ちょっと大変なのであきらめた。
お風呂場には、ボディシャワーがついていた。
シャワー椅子にすわってシャワーを浴びる器具だ。長いアームからじゃんじゃんお湯が出てくる。全身にくまなくお湯がかあるから、とても温まる。
使い方はこんな感じ↓
これはいいなあと思ったし、私も実際に使ってみて、とても気持ちがよかった。
が!
シャワー椅子が背もたれの小さいタイプなので、母を座らせることができなかった。ま、デイと似たようなもんだからいいだろう。
私としては、客室の加湿器のタンクがカビていたほうがショックだった。どうしても生えちゃうんだろうね黒カビって…。あとベッドサイドのラジオが壊れていて、代わりに目覚まし時計が置いてあった。べつに使わないからいいんだけど、日本でも阪急グループでもこんなことあるんだと驚いた。
古いホテルのわりに頑張ってると思ったけど、残念ながら我が家とは相性が悪かったとしか言えない。母いわく「東横インのほうが好き」。うん…東横インはコスパ最高だったもんね…。母よりもしっかり立ったり座れるできる人にはとってもいい部屋なんだろう。
そういえば、ちょっと怖いこともあった。
夜10時前頃、私はひとりでコンビニに行った。母がどうしてもというのでコーヒーに入れる牛乳を買いにいったのだ。ホテルの周囲は昼間とは打って変わって人通りがなく、ちょっとイヤだなと思いながら暗い道を小走りで帰り、ホテルに帰り着いてホッとした。
しかし、夜なのでホテルの中も静まり返っている。
玄関ホールにも誰もいない。
なんとなく妙な感じがした。
ホールの階段を上がるとき、その思いはより強くなった。
なんというか、気配がするのだ。
視線を感じる。
・・・視線。
ホールには誰もいないのに。
奇妙な視線を感じて振り向くと、
そこには
おわかり頂けただろうか?
アップで見てみよう。
サンタクロースがこっち向いてる!!!
体は正面を向いてるのに。顔だけ不気味にこちらに向いて、階段をのぼる私をじっと見つめている。
・・・怖!
まあ、それは夜だったからで。
朝になってみたら、サンタさんが見ていたのは私ではなくクリスマスツリーだということが判明した。
怖がってごめんね、サンタさん。
プチ家族旅行については次の記事に続きます。
コメント
>どうしても生えちゃうんだろうね黒カビって…。
生やしっぱなしはダメでしょお。
カビは、病源になることもあるそうですから。
身体がご不自由な方が泊まる部屋のトイレの鍵がかけっぱなし、
というのも頂けません。
壊れたラジオの代わり目覚まし時計、なんで?
天下の阪急はん、どないしはったん?
>なんというか、気配がするのだ。
>視線を感じる。
>・・・視線。
湧きあがる恐怖感。
ホラーの始まりと思っちゃうじゃないですか、んもぉ。
↑私、苦手(笑)
雰囲気や明暗の加減で、決して怖くないはずのものが不気味に、
見えることって結構ありますよね。
このサンタさんの顔は微妙、愛嬌がありそでなさそ。
それにしても、自由に出入りできる夜間のエントランスホールに
誰もいなかったんですね。
不審者をきっちり見分ける機能を備えたモダンなアラーム装置が、
どこかに仕掛けてあるのでしょうかね(笑)
いや、全自動運転車が絵空事ではなくなってきた今、そういう
機器もあったりして?
加湿器にカビが生えてると拡散して肺に入っちゃうって聞いたことがあって。
使おうかどうしようか悩みました。使ったけど。
さすがにフロントに人はいましたが、ドアマンもおらず、なによりお客さんの姿がほとんどなくて…
夜はほんとに寂しかったですね。
アラームとかあったのかなあ?
人けがないからこそサンタクロースの迫力が怖かったですよ(笑)