私だけの時間

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本来なら今日は通所日じゃないんだけど
「楽しそうなイベントがあるから!」
といって母はデイサービスへ行ってしまった。
オヤジも午後から大事な将棋サークルに出かけて行った。
・・・仕事から帰宅して、ハタと気がついた。

あれ?
今、家にいるのは私ひとり?
両親そろって出かけてるということは、そういうことだよね?

つまり今・・・私は・・・フリーだーー!

誰のオシッコも気にしなくていいし
誰の転倒も気をつけなくていいし
誰にも「ちょっと来てー」と呼ばれない時間。
私だけの時間!!!!!
「いやっほうううううう!」

家で一人になるのはかなり久しぶりだったので、喜びのあまりスーパーに走っていって150円のプリンを買ってきた。とくべつな時にだけ食べる高級プリンである。

私ひとりの時間。
誰にも邪魔されない時間。
何しよう?
何して過ごそう?
映画でも見る?
ゲームする?
それとも本を読む?
ムフフフフ!

プリンを食べながらそんなこと考えてたら、つい、ウトウトしてしまった。
ほんの一瞬。
うとうとと。
・・・次の瞬間。
「ただいまー」
母が帰ってきた。
なんもできなかった。ちょっと泣きそう。

まあ、私一人といっても猫たちはいるんだけどね。