締まらないトイレ問題

本日はあまりキレイな話ではありませんので悪しからず。

母はトイレが近い。多尿の頻尿でたちが悪い。調子の悪いときは5分おき10分おきにトイレコールをするからうんざりする。
「医療的措置を考えたらどうか」
と助言されたこともあるが、調子のいい日は尿パットを１枚も汚さないのだ。原因はだいたい分かっているから、なんとか対応していきたいと思う。

母のトイレ・バランスを司るものは主に２つ。
一つは「天候」。雨が降ってるとか台風が近いとか、湿気の多い日はトイレが近くなる。

もう一つは、「緊張」。お客さんが来たり、外出するとトイレが遠くなる。
「人前で粗相するわけにはいかない」
という緊張感があればトイレを我慢できるのだ。本を読んだり、好きなテレビ番組を見ているときも同じだ。

逆に、やるべき仕事もなく、手持ち無沙汰でぼんやりしていると
「いつでもトイレに行ける」
「今のうちにトイレに行こう」
と、思考がトイレに寄っていく。
たとえ2分前にトイレに行ったとしても、母は覚えていないから、ヒマにしているかぎりトイレを往復することになる。
「トイレ！」
「トイレ行きたい！」
「トイレーー！」
ご飯つくってる時なんかもう進まないのなんの！
「いっそのことトイレに住んどけー！」
と私がいうと、
「そうするわ！トイレにテーブル持ってきてそこでご飯食べるから持ってきて！」
と返す母。
なにこの地獄絵図！

問題はそれだけじゃない。
腹筋力が低下しているせいか、尿を一度にぜんぶ出し切ることが難しい。いったん座ったら２度３度に分けて出す。時間がかかる。
「もう終わった」
というのでパンツを履かせようと立ち上がったら
「わー雨が降ってきたー！」
なんてこともある。これも調子の悪いときに限るのだけど。

で・・・

今日は調子のわるい日だった！

雨降りなうえに、母はヒマだった。そして私は忙しく、あんまり構ってあげられなかった。おかげで、仕事から帰ってくると海が広がっていたり、トイレから立ち上がったとたん母の夕立が降ってきたり。ズボンを何枚濡らしただろう。一日中、洗濯機を回しまくりだった。

昨日も病院に行っただけだったし、今日はどこにも出られなかったし、暇すぎてストレスが溜まってるんだろうなあ。もっと刺激をあげなくっちゃ…。