ウィーンのバリアフリーホテル

ウィーンには由緒あるホテルがたくさんあります。が、バリアフリーの点では新しいホテルのほうがオススメです。古い建物はバリアフリーの改装が難しいからです。アメリカ系の新しいホテルなどのほうが車椅子に対応したバリアフリールームがあり、使いやすいようです。

ただ、バリアフリールームの数は限られていますので、できるだけ早めの予約が必要です!

バリアフリーなら何でもいいというわけではありません。トイレに手すりはあるか。シャワーチェアはあるか。ツインかどうか(ダブルベッドは場合によってはかなり介助しにくい)。バスタブが必要、など、その人によってチェック項目は変わってくるでしょう。

いちばん重要で調べにくかったのがホテルの部屋の情報、なによりもトイレの情報です。ウィーンのバリアフリー情報サイトには各ホテルのバリアフリーの詳細(入り口の幅からトイレの手すりの有無まで)みっちり書かれていますので、読み込んでみる価値があります。条件を選択してホテルを探すサイトもあります。

また、ホテルの立地はとても重要です。ウィーンの街はとてもこぢんまりしているので、立地さえよければホテルから徒歩でたくさん観光ができます。リンク通り沿いか、それに近いところがオススメです。

「入り口に段差がなく」、「バリアフリールームのある」高級ホテルをいくつかご紹介します。探せば小さいホテルにも良い宿はたくさんあると思います。

Hilton Vienna

3, Am Stadtpark 1,
市立公園の隣にたつわかりやすいホテル。
バリアフリールーム:2室
車いす用駐車場:4台
バスルームの中にトイレあり。シャワーチェアは壁にとりつけられて動かせない。
トイレにL字手すりあり。
洗面台は車椅子のまま使用可能。

ヒルトン・ウィーンのバリアフリールームのトイレ

ヒルトン・ウィーンのバリアフリールームのトイレ

Hilton Vienna Plaza

1, Schottenring 11,
リンクに近い。
車いす用駐車場:2台
バリアフリールーム:4室
バスルームの中にトイレあり。折りたたみ式のシャワーチェア、車いす用の洗面台。
便座はやや低め。手すりと緊急ボタンあり

Marriott International

3, Ungargasse 60,
車いす用駐車場:3台
バリアフリールーム:2室
車椅子のまま使える洗面台には手すりがある。

InterContinental Wien

3, Johannesgasse 28,
正面玄関には11段の階段がある。横手?から入れば段差はない。
バリアフリールーム:4室
家具を動かすことも可能。
洗面台は車椅子ままでは使えない、とのこと。
便座はやや低め。

Hotel Novotel Wien City

2, Aspernbrückengasse 1,
中心からちょっと北側、アスペル橋の向こう側。
バリアフリールーム:4室(ダブル2室、シングル2室)
車椅子で使用可能な洗面台あり。
トイレ・バスルームの仕様(手すりなど)は部屋により少し異なるので確認を。
トイレの便座はやや高め。