ウィーンの劇場・コンサート

劇場にも車椅子席が用意されており、車椅子まま観劇することができます。チケットは、一般席ならWEBサイトで簡単に買えますが、車椅子席は「メールでお申し込みください」とされていることが多いようです。私は楽友協会ホールに「○月○日○時のコンサートに車椅子1名と介助者1名でお願いします」と英語でメールしました。「OK、取れましたよ」のお返事とともに、予約確認書が添付されてきます。それをプリントアウトして劇場へ持っていき、チケットと交換しました。オペラ座・フォルクス劇場ともにメール申し込みだそうです。劇場によっては割引もあるそうです。

楽友協会 (車椅子席とチケットについて
入り口は正面玄関の右にあり、スロープで入れます。客席へはエレベーターで上がることができ、車いす用トイレもあります(ちょっと見つけにくかったです)今回スーペリアの席を頼みました。木の椅子を自分たちでどけて、そこに車椅子を押し込む感じでした(わりと狭かったです)。

楽友協会ホールの入り口スロープ

楽友協会ホールの入り口スロープ

楽友協会ホールのバリアフリートイレ

楽友協会ホールのバリアフリートイレ。なかなか見つからずに探し回りました

ウィーン国立オペラ座 :車椅子席は4席だが、最大18人スペースを広げることが確保できる。車椅子でガイドツアーにも参加できる。車椅子用の入り口はアーケード下にあり、介助が必要だれば呼び鈴を鳴らせば手伝ってもらえる。スロープあり。盲導犬OK。

コンツェルトハウス :車椅子席は、販売開始から1週間前まで購入することができます。同行者は通常のチケット代を払い、同じ列に座席を割り当てます。エレベーター、車いす用トイレあり。盲導犬OK.

楽友協会、オペラ座、コンツェルトハウスについて:車いす用の入り口が、写真入りで解説されています

フォルクス劇場(ドイツ語)
車椅子で使えるトイレや、「Theater tour for the visually impaired」があるそうです(観光局のサイトより)。

楠さんのブログが詳しいですのでどうぞ(オペラ座の車椅子席)(フォルクスオパーの車椅子席