ウィーンの観光

歴史あるところに段差あり。でも、たいていのところはバリアフリー対応しているそうです。さすがウィーン!

【教会】
シュテファン大聖堂は問題なくフラットでした。アウグスティーナ教会には入り口にスロープが設置されていましたが、けっこう急でした。

アウグスティーナ教会のスロープ

アウグスティーナ教会のスロープ

ウィーン少年合唱団が日曜ミサに登場するホーフブルク王宮礼拝堂はとても狭い上に階段があり車椅子は無理とのこと。

【お城】
ホーフブルク宮殿・・・リフトなどにより館内を移動できる。割引あり。

シェーンブルン宮殿・・・地下鉄を降りてすこし歩くが段差はない。車椅子の貸出あり。館内はバリアフリーでエレベーター設置。わりと使いやすそうなトイレも一階にありました。グロリエッテへ行くには坂道をのぼる必要があるそうです。

2つの宮殿はウィーンいちばんの観光名所なので混み合いますが「シシィチケット」を購入すれば好きな時間に入れます。

ベルヴェデーレ宮殿・・・エレベーター設置。快適に見ることができました。上宮から下宮にいくほうが楽ですが、上宮と下宮がけっこう離れていて、途中一箇所だけ、かなり急なスロープがありました。他にも道があったかもしれませんがわかりませんでした。よそに比べて空いているので、ゆっくり見ることができます。

【音楽家の家など】
ベートヴェンなど著名な音楽家ゆかりの家がたくさんありますが、歴史あるものは建物が古くエレベーターがついていません。著名なところで車椅子で楽に行けそうなのはモーツアルトハウスのみでした。

モーツアルトハウス公式(ドイツ語)観光局のサイト
無休, 10:00 – 19:00
大人:11€
19歳未満:4.5€
リフォームされ完璧にフラット。エレベーターは係員さんに頼んで動かしてもらう。60歳以上は少し安かったです。車椅子対応トイレあり。シュテファン大聖堂のすぐ近くにあり、周辺の道はガタガタの石畳なので車椅子は頑張ってください。

音楽の家 :公式 観光局サイト
入り口は自動ドア。床はフラット。エレベーター、車椅子対応のトイレもあり。盲導犬OK。

ベートヴェン・ミュージアム:公式  観光局サイト
2017年11月にオープンした博物館。入り口はフラット。

【スペイン乗馬学校】観光局サイト
車椅子の座席は、電話またはメールで予約。学校に入るには、メインエントランスの階段の横に車いすアクセスボタン(呼び鈴?)があり、従業員が入り口に連れて行ってくれる。スロープはあるが急らしい。

【美術史美術館】公式 観光局サイト
正面には階段あり。車椅子は横手の出口から入る。館内はバリアフリー。車椅子の貸出あり。視覚・聴覚障害者に対するサービスあり。

【遊覧船】(TWIN CITY LINER)
町中に船着き場(Schwedenplatz)があり、ドナウ運河クルーズや、バッハウ行き、ウィーン-ブラチスラバ(スロバキア)間で高速船などが出ています。ウィーンの町中にある乗り場と船内は車椅子もOKでしたが、ブラチスラバの桟橋がどんな様子なのかは不明なままです。ドナウ周遊は下船することはできませんが、短時間で見どころが多く、乗り降りも安全にできそうです。