タンザニア

リスかと思ったら…!

日常のなかで突然、旅を思い出すことがある。
ご飯をたべて仕事して
お風呂に入って寝るだけの
ふつうの暮らし、
単調な生活のなかで
フッ・・・と蘇る、旅でのできごと。
些細なことなのになぜかくっきりと覚えている。
先日、唐突に思い出したのは、タンザニア・キリマンジャロの麓でのこと。
あの辺りにはいろんな野生動物がいた。
幻の白いサルとか。
アフリカハゲコウとか。
ある日、一人でぽけ~っとコーラを飲んでいたら
目の前の樹上を何かが駆け抜けた。
すごい速さだ。
よく見えないけど、しっぽの長いやつだ。
 「あ、リスが走った!」
リスは好きなので、ひとりで呟いて、なんとなく笑顔になって
木の上を見上げたら。
・・・見上げたら!
リスじゃなかった。
リスなんか丸のみできそうな、巨大トカゲだった。
人間の腕くらい長くて
人間の腕より太かった。
それが2匹。
木の枝でケンカをしていた。
口をいっぱいに開いて互いを威嚇し
があがあと声をあげた。
そして体に似合わぬすごい速さで走り回った。
ほとんど恐竜のケンカだった。
ぜんぜん可愛くなかった。
リスのほうが良かった。
バオバブの木
街路樹のバオバブ。
でかいトカゲがたくさんいた。
バオバブの実
バオバブの実の中に入ってる種。
小石みたいだけど食べられるんだそうだ。
 「バオバブ・ジュース飲んでみるか?」
と誘われたけど
腐りかけのバナナジュースでお腹をこわしていたので辞退した。
今の私は単調な生活を送っていて
ともすれば
なんだかいろいろつまんないなって思うのだけれども
地球の反対側には
びっくりするほどでかい木があって
びっくりするほどでかいトカゲがいて
びっくるする光景がいっぱいあるのだと
私はそれを知っているから
思い出すことができるから
世界はちっともつまらなくないと
信じていられるから
・・・だから、旅が好きだ。
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リスかと思ったら…!” に2件のコメントがあります

  1. SECRET: 0
    PASS: 33d62141821cb7df4596bf3497dd470a
    私も とても平凡な毎日だけど…
    「知ってるよ」と よく思います。
    真っ赤な砂の海・インドの市場の喧騒・
    ウズベクの青いタイル・薄い空気の場所…。
    思いを馳せられる場がいっぱいあるって
    うれしい。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >霧のまちさん
    でかい世界を思い出すと
    自分の悩みが小さく思えるんですよね。
    思いを馳せる場所、たくさんつくっていきたいです。

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