両親のこと
母はクラシック音楽やきれいなもの、かっこいいものが大好きでした。お金がなかったので、リンゴ箱と座布団で応接セットを作り。日曜大工でダイニングテーブルを作り。押し入れは私のベッドになりました。母は昼間私たちの教科書で勉強し、よる教えてくれました。「お母さんは学校行ってないからあんたたちは大学いくのよ」と口癖のように言っていました。
父はクラシック音楽には全く興味がなく、好きなものは演歌とチャンバラ映画でした。大阪までチャンバラ映画を見に連れていかれました・京都の撮影所にも連れて行ってくれました。それでも、大阪のホールまでクラシックのコンサートも何度も二人でいきました。多分父にはかなり苦痛だったと思います。
絵を習っていた妹は美術館に連れていき弟とは二人で旅行していました。
母といっしょに考えても解けない算数の問題を夜はいっしょに考えてくれ、それでも解けないときは会社にもっていってみんなで考えてくれていました。
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