不愉快すぎて思い出したくなかった話を思い出した。
エチオピアでのできごとだ。
アディスアベバの最終日。
私は時間をもてあましていた。
夕方まで暇なのだけど、さてどこへ行こうか。
「デブラゼイトの湖がきれいだよ」
と、地元のおじさんが教えてくれた。
おいしいコーヒーショップに連れていってくれた親切なおじさんだった。
じゃあ、デブラゼイトへ!
とバスを探して歩きだしたとき、
「どこへ行くの?」
若い男の2人組に声をかけられた。
デブラゼイトへ行くんだよ、と素直に答えると
「デブラゼイトなら俺の生まれ故郷だ!」
髪を伸ばしたスーパーアフロヘアーの男が感動して言った。
「バスターミナルまで案内してやるよ」
と、丸顔の男が言った。
エチオピアは文字がわからないし、バスを探すのは難しそうだったから、彼らについてバスターミナルまで行った。
彼らはちゃんとデブラゼイト行きのバスを教えてくれた。
それどころか、気がついたら一緒のバスに乗っていた。
なんでか知らないけどデブラゼイトまでくっついてきてたのだ。
1時間後にバスを降りるとき、法外なバス料金を請求された。
「3人分だよ」
と。
「なんであんたらの分も払わないかんねん!」
私は怒って暴れたが、払わないとバスを降りられないと言われ、仕方なく払った。
まわりのひとは英語がわからないせいか知らん顔だった。
その後も男達はどうしても私から離れず、ずっと一緒にくっついてきた。
不愉快なので、湖をチラ見して帰った。
バス代、コーヒー代、バイクタクシー代。
いろいろなところでぼったくられた。
エチオピア人は親切で正直だが、場所によっては、旅行者に対するボッタクリ度合いはエジプト並だ。
— エチオピア —
エチオピアでたかられた話
2012年7月1日
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お久しぶりです!chempakaです!
人の弱味につけこんで、親切に案内。。。
挙句にバスに監禁状態でぼったくりとは!
ほんと最悪な連中ですね!!
ある程度のぼったくりは観光客である以上は
覚悟してますけど、これはヒドイ!
ほら、チラ見で帰りたくなりますよ!
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>Chempakaさん
お久しぶりです。
変にテンションの高い連中で、ずっと笑ってたんです。
半分ふざけていたのかも。
それが余計に不愉快でした。
逃げ切れなかった私もダメダメでしたが。