アルゼンチン

世界の果ての博物館

写真整理をしていたら、こんなのが出てきた。
初めてみたらけっこうビックリする。
パタゴニア先住民1
パタゴニア先住民2
パタゴニア先住民3
ここに写っているのは、宇宙人でもウルトラマンでもショッカーでもない。
パタゴニアの先住民だ。
アルゼンチンのウシュアイアにある、
『世界の果て博物館』
に飾られていた、先住民の写真。
たしかヤマナ族。
モンゴロイドだ。
私たちと同じ。
ウシュアイアは南米大陸の最南端の町。
大陸の端っこだ。
この地の先は、もう南極。
冬は極寒だし一年中風がごうごう吹いている。
厳しい、厳しい土地だ。
そこに彼らは住んでいた。
裸んぼうで。
生まれたままの姿で。
自然のままに暮らしていた。
漁をし、狩りをし、木の枝でつくった家に住んだ。
冬には毛皮をまとっていた。
そこに白人がやってきた。
文明をもちこんだ。
神様をもちこんだ。
病気までもちこんだ。
そして彼らは滅ぼされた。
文化は、失われた。
墓標

世界の果ての博物館” に2件のコメントがあります

  1. SECRET: 0
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    なんか昔のキャラかと思ったら、民族とは!!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >T美さん
    私も同じこと思いました。懐かしのキャラかと。
    たぶんイニシエーションとかのお祭りのペインティングだと思うんだけど、どういう意味があるのかなー。

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