写真整理をしていたら、こんなのが出てきた。
初めてみたらけっこうビックリする。
ここに写っているのは、宇宙人でもウルトラマンでもショッカーでもない。
パタゴニアの先住民だ。
アルゼンチンのウシュアイアにある、
『世界の果て博物館』
に飾られていた、先住民の写真。
たしかヤマナ族。
モンゴロイドだ。
私たちと同じ。
ウシュアイアは南米大陸の最南端の町。
大陸の端っこだ。
この地の先は、もう南極。
冬は極寒だし一年中風がごうごう吹いている。
厳しい、厳しい土地だ。
そこに彼らは住んでいた。
裸んぼうで。
生まれたままの姿で。
自然のままに暮らしていた。
漁をし、狩りをし、木の枝でつくった家に住んだ。
冬には毛皮をまとっていた。
そこに白人がやってきた。
文明をもちこんだ。
神様をもちこんだ。
病気までもちこんだ。
そして彼らは滅ぼされた。
文化は、失われた。
— アルゼンチン —
世界の果ての博物館
2012年6月17日
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なんか昔のキャラかと思ったら、民族とは!!
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>T美さん
私も同じこと思いました。懐かしのキャラかと。
たぶんイニシエーションとかのお祭りのペインティングだと思うんだけど、どういう意味があるのかなー。