こないだ一緒に宮崎を旅したTさんに
「あんた最近ブログ書いてへんなあ」
と言われた。
・・・だって、宮崎以降どこも行ってませんし。
古い情報を書き連ねるのも往生際が悪いみたいだし。
「もっと書いてや~。私、楽しみにしてるのに」
そっかー。
ありがとうねTさん。
その日、家に帰ったら、手紙が届いていた。
見知らぬ人からの・・・私の本を読んでくださった方からの手紙だった。
便箋をひらいて、驚いた。
そして笑いだしてまった。
あまりにも嬉しくて!
小学校4年と6年の兄弟が書いてくれた読書感想だった。
フリガナなんか打ってないから、小学生には読みづらいところもあっただろう。
お母さんと読んでくれたのだと思う。
お兄さんのほうは、他から得た情報も踏まえていろんなことを深く考えてくれていたし、弟君はイラストも描いてくれた。
これがめっちゃ上手!
豊かな感性をもった少年たちと2人のお母さんに感謝。
またお返事かきますね。
未来に希望をもつことが難しい、今の時代。
子供たちにちょっとでも、この世界にもおもしろいことがありそうだなって思ってもらえたら、すごく嬉しい。
彼らが自分の力で旅に出られるようになるまで、ウユニ塩湖が美しい姿のままでいてくれることを、切に願う。
手紙がすごく嬉しかったし、Tさんにも言われたしで・・・
昔の旅のかけらを未練がましく紡ぎながら、このブログを次の旅まで細々と繋げていこうと思っています。
とりあえずは週一、日曜更新ってことで。
— その他 —
お手紙ありがとう
2012年4月6日
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偶然ブログにお邪魔しました。
素敵な読書感想文(ファンレター)ですね。
私も旅好きですが、旅に出たからといって毎日感動が味わえるわけではありません。でも時々ふと出会う息を呑んでしまう瞬間、幸せな一瞬が見たくて、旅を続けるのだと思います。
でもこの手紙は、その一瞬と同じくらいの感動がありますね。
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>nyさん
初めまして、ようこそです。ブログ拝見しましたがnyさんも素敵な旅をされていますね!
旅の感動も3ヶ月続くと麻痺してくるし、帰国して時が過ぎると思い出はどんどん薄れていくものです。
小学生の書いてくれた絵と言葉に、忘れちゃ駄目だと励まされたような気がしました。