2010年2月17日。
ケープタウンに到着したとき、私はびびっていた。
めちゃめちゃびびっていた。
一人ぼっちだし
黒人の国は初めても同然だし
南アフリカは治安が悪いっていうので有名だから。
怖い怖い。
自分ひとりで宿探しなんかできない。
だから、空港で観光案内所を見つけて、探してもらった。
『ブルーマウンテン・バックパッカーズ』。
行ってみて、驚いた。
ぽかんとした。
そして、笑ってしまった。
「ほんまにここ?」
タクシーの運転手さんに確認した。
「ここだよ」
黒人の運転手さんもは白い歯を見せてわらった。
「宮殿みたいなホテルだろ?」
うん、そうだね。
ローカルな表現をすれば、六甲山の中腹に並んでる宮殿みたい。
わかりやすい言い方をすれば・・・昔のラブホテルみたい。
南アフリカのイメージと違う!
なのに、この町で初めて
「南アフリカに来たんだな」
と実感したのが、このホテルの入り口に立ったときだった。
写真にはうつっていないが、玄関の扉が超頑丈。
刑務所みたいにぶっとい鉄格子がはまっている。
一見、ラブホ。
門扉は、牢屋。
鉄格子の鍵はナンバーロック式だった。
4桁の暗証番号を入力して開錠する。
番号を忘れて宿に入れなくなった人、多数。
ある日私も、散歩から帰ったら鍵が開かなかった。
暗証番号は間違えていないはずなのに。
なぜだろう?
「おーい、あけてくれー!」
インタホンで叫んだら、スタッフが笑いながら
「ごめんごめん、さっき暗証番号を変えたんだ」
・・・勝手に変更すんな!
(魚眼レンズ使用)
部屋はわりと地味。
コンセントはあったけど、電気が通っていなかった。
灯りもつかない。
PCも充電できない。
もちろん、フロントに文句を言いにいくべきだ。
部屋を変えてもらうべきだ。
だけど・・・
旅の始まりにドキドキしていたから
南アフリカにドキドキしていたから
黒人さんにドキドキしていたから、
言いだせなかった。
なんか怖かった。
電気がないから夜は真っ暗になったけど、それでも言い出せなかった。
まあ、私ってそんなもんなんだ。
何より一番ドキドキするのは
「英語を母国語とする人」
です。
南アフリカの公用語は英語だから。
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ちなみに、宿の近所に「ZULA」(ヅラ)って店があってすごく気になってました。
— 南アフリカ —
南アフリカの宮殿ホテル?
2011年11月8日
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なんというか、アジアンテイスト溢れる外観ですね~^^;
でも堅牢な扉というのが南アフリカっぽいです。
普通のホテルってどんな感じの外観なんでしょう?
(意外とヨーロッパっぽいのかも?)
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>なごやんさん
チープでしょう?
こういう建物がけっこうありました。
南アフリカはオランダの植民地だったので、普通のホテルというか高級ホテルはヨーロッパ風の綺麗な建物でした。