昨日のつづき。
分かれ道のどちらを進めばいいかわからない、
道をたずねる人もいなければ、標識も表示も何もない。
てきとうにぐんぐん歩いていくと、やがて牧場に出た。
たくさんの牛が放牧されている。
牛は好奇心旺盛な動物だ。
久しぶりにやってきた観光客を観光しようと
みるまに10頭ばかり集まってきて
「誰だオマエ」
「何しに来たんだオマエ」
「どっから来た」
「どこへ行くんだ」
囲まれてしまって動けない。
これでは先へ進めない。
・・・違う道へ進もう。
分かれ道まで戻り、
反対側の道をぐんぐん歩いていくと
こんどは沼地に出た。
道は、地をつっきっている。
昼なお暗い、ヤバい沼。
なんか怖そうだ。
昨夜も雨が降ったので、沼地はドロドロ。
一歩ふみだすごとにスニーカーがべっちょり沈む。
べちょ。
べちょ。
どろ。
どろ。
泥と格闘しながら歩きつづけると、ついに・・・
ついに!
ここが目指していた「エル・チャト」だということが判明した!
その証拠に、ゾウガメがいる!
『エル・チャト』は、サンタクルス島のゾウガメ保護地区。
たくさんのカメたちがほぼ自然の状態で暮らしている。
藪に隠れ、泥にひそんでいるので
沼地の中を歩いて探しにいく。
邪魔しないように気をつけながら。
泥の中を歩いていく。
観光客はいっぱい来てたけど
私以外のひとは全員ツアーだった。
私のドロドロ靴を見たツアー客が
「あっちにレンタル長靴があるわよ」
と教えてくれたけどもう遅い。
ツアーの人はバスや車で正面入り口まで乗り付けて、
長靴で沼を歩いてきたそうです・・・。
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— エクアドル —
エル・チャトに到着!
2011年11月1日
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ということは、牧場の道は間違いだった訳で
だださんを囲んだ牛達は。。。
「ここは違うぞオマエ」
「戻るんだオマエ」
って道を塞いでまで教えてくれてたんですよ!(笑)
chempakaでした!
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>Chempakaさん
ああ、そうか!
気がつかなかった!
牛さんは親切に教えてくれてたんですね!
牛さんありがとう(笑)
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本当に一人で歩いて行ったの?!
南国の沼地!
ワニはいなかったの?毒蛇は居なかったの?
読み進めていくうち、怖くて鳥肌がたちましたよ!!
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>徒然草さん
一人で行きましたよ~(笑)
ガラパゴスにワニはいないと思います。
毒蛇もいないって地元の人に聞いていました。
ヒルはいたかもだけど大丈夫でした。