4月なかば。
南米のゴールデンウィークが始まった。
セマナ・サンタ(聖週間)だ。
セマナ・サンタはキリスト教のお祭りで、復活祭の前の1週間のこと。
各地で行事が行われるらしい。
大きな町なら大きなイベントを見られるんだろうけど
面倒くさいから
小さな町で小さなイベントを眺めることにした。
私がセマナ・サンタの初日を迎えたのはチクライヨというペルー北部の町。
昼にはミサがおこなわれ
夜にはお神輿が練り歩いた。
神輿にのせられたキリスト様が
ゆっくりと町中をまわっていく。
神輿といっても「ワッショイ!」じゃない。
静かで、おごそかなものだ。
見物人がぎゅうぎゅうづめにひしめいているのに
すごく静かなのだ。
香が焚かれ
紫色の衣をまとった人たちが神輿を担ぎ、練り歩く。
神輿はときどき止まる。
赤ちゃんがキリスト様の前にさしだされ、何事か儀式がおこなわれたりする。
町のあちこちで、聖書を読む集会が開かれていた。
店頭や角のところには蝋燭や十字架が飾られている。
宗教はよくわからないけど
私もちょっとおごそかな気分になって
被災地の復興をカミサマに祈ってみたりした。
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— ペルー —
復活を祈って・・・南米の聖週間、セマナ・サンタ
2011年9月22日