夜行バスのチケットなんて、ふだんは当日に買うものだ。
だがイベントのある日はべつ。
連休とか。
お祭りとか。
大統領選挙の日とか。
そこいらじゅうが混雑する。
ワラスを出たのもそんな日で、バスにも予約が必要だった。
それでツアーを申し込むとき、チケットの手配も頼んでおいたのだ。
・・・超いいかげんな旅行会社に。
超いいかげんなツアーのあと
バス会社までダッシュした。
案の定、カウンターはチケットを求める人で大混乱している。
人をかきわけカウンターへ行って
「チケットを予約してあるんですが」
と言うと、びっくりするくらいの美女が
「これですか?」
一枚のチケットを差し出した。
ペルーの長距離バスはセキュリティにうるさいところがあって
切符には発車時刻や席番号のほか、
国籍とパスポート番号、名前が書かれている。
国籍:JAPON
姓 :AZAMIK
名 :(私の名前)
パスポート番号:MN12345678
・・・誰だよAZAMIKって!
私の名前じゃない。
というか、日本人ですらない。
こんなやつ知らねえよ!
パスポート番号も適当すぎる。
「なんか名前が間違ってるんだど、これで乗れるの?」
ときくと
「さあ」
カウンターのペルー美女は美しく首をかしげた。
でも、乗れた。
またしてもノ・プロブレマだった。
こんなん、名前とか書く必要ないやん、と思った。
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— ペルー —
笑っちゃうくらいいい加減なバスチケット
2011年9月14日
SECRET: 0
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解ります。
それは・・・、アナグラムです。推理小説に
良く出てくるあれ。
何らかしらのメッセージをバス会社がだださんに
残したのです・・・。もしかしたらナスカの宇宙人。
って、違う!?
AZAMIKです。よろ!って軽いイメージですね。
SECRET: 0
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>もんこさん
そうか、アナグラムだったのかー!
『AZAMIK』の綴りを入れ変えると、
浮かんでくる言葉は・・・
『MAZIKA』
まじか!
マジかよ!
いや~どうなんでしょうね、コレ。