はるばる外国までやってきて
すっごい
すっごい
すっごい期待してたのに
実物を目にすると
「がっかり」
する観光地だってある。
パラカスの観光ボートがカンデラブロに到着したときもそうだった。
ガイドが
「ナスカ、パルパに続く、これが第3の地上絵でーす!」
と紹介したのは本気だったのか、
それとも自虐ジョークだったのか?
ボートは一気に、静寂とつめたい空気におおわれた。
それから観光客たちは
おもむろにカメラを取りだし写真を撮った。
・・・まあ、一応ね。
・・・せっかくだしね。
カンデラブロは砂に溝を掘って描かれた「砂絵」。
溝の深さは1~2メートル、
全体の大きさは数百メートルに及ぶ。
たしかにデカい・・・
デカいけど・・・
デカいだけで・・・
「俺でも作れそう」
と誰かがいった。
たしかに、そのあたりの砂丘には
ハートマークや自分と恋人の名前などの落書きが
あちこちに巨大な溝を掘って描かれていた。
私が
「このカンデラブロも、ナスカと同じ『宇宙人が作った説』があるんだよ」
と言うと
みんなの失笑が大爆笑に変わった。
「UFOの落書きじゃないのー?」
ガイドさんの説明によると
船乗りの目印として描かれたものらしく、
霧の水分で砂が固まり、崩れないのだそうです。
宇宙人だってたまには落書きしたいよね!
と思う方も
大昔の人のジョークだろ!
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— ペルー —
宇宙人の落書き?パラカスの砂絵・カンデラブロ
2011年9月8日