子供のころ読んでいた雑誌に
「ナスカの地上絵は宇宙人が描いたものだった!」
とか載っていた。
「たくさんの直線は、宇宙船の滑走路だった!」
とか。
子供のころでも本気にはしなかったが
じゃあ地上絵っていったい何のために描かれたのだろう?
ナスカのガイドさんはこう説明した。
「いろんな説があるね。
1)神をまつる儀式の場所だった
ナスカは砂漠だ。
水がほしい。
神に祈らなくてはならない。
神への捧げもの、首級(トロフィー)を地上に描いて天にいる神に捧げた。
彼らは地面に大きな三角や四角を描き、そこで神に捧げものをし、ダンスを踊ったんだ。
2)地下水脈の目印
見てごらん、直線のラインが交わっているだろう?
ほら、あそこ、山の上で。
直線が交わって一点を指し示している。
この線をたどっていけば水が見つかるという目印なんだ。
3)カレンダー
マリア・ライヘの有名な説だよね。
ナスカ・ラインには星の動きや太陽の動きをあらわした線がある。
暦は、農業にとって大事なものだったはずだ。
これらの説はぜんぶ正しいんだよ。
ナスカ・ラインは1000年の間、何世代もにわたって描かれたものだから。
地上絵の目的は時代によって変わっていった。
最初は神頼みだったが、
自分たちで水のありかを見つけられるようになり
やがて農業ができるようになった。
時代ごとに違う役割があったんだ。
古いラインの上に新しいラインを重なり
膨大な数の線や絵が描かれているのは、そのせいだよ」
なるほどねー。
最後に
私は子供のころの疑問を
恥ずかしげもなくぶつけてみた。
・・・宇宙人説はどうなんですか?
ナスカ人は笑った。
「これは我々の先祖が書いたものだ。
我々の先祖はとっても賢かった。
偉大だったんだよ!
宇宙人なんかじゃない」
・・・すみません。
納得したという方も
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— ペルー —
ナスカの地上絵の謎
2011年8月26日
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私も宇宙人だと聞いてました、笑
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ナスカの地上絵、よくわかりましたよ。
宇宙人でなくても、広い線が描けたものですね。
良くも悪くも、体験して観てみなければ語れないですよね。 「もう行かない!」って言葉も 行って来たから言えることですよね。
そういう私は、こうして皆さんの体験談を拝見して夢をみさせてもらってます。
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あっ!僕も子供の頃、世界の謎シリーズみたいな本に
宇宙人が描いたものだったのだ!みたいに書いて
あったので、信じてましたよ素直に(笑)
時代によって役割が違うという説明に納得です。
地上絵も変化してるんだなと。。。
chempakaでした!
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私も 宇宙関連かなぁと・・・。
やっぱり違うんだ・・・。
今ほど ポピュラーになってない時、楠田枝里子さんとマリアの本が出ましたね。 むさぼるように読んだ記憶があります。
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>chloeさん
ある意味、マリア・ライヘの説より有名かもですね。
>徒然草さん
やり方さえわかれば小学生でも作ることができるとテレビでやってました。
写真でみて憧れていても、実際に見てみたらヘボいものもたくさんあります。
それも旅のおもしろさですね。
>Chempakaさん
信じてましたか(笑)
私もオーパーツとかに凝ったことがありました。
でも宇宙人がつくるより、古代人がつくったと考えるほうが逆にスゴいなって思います。
>霧のまちさん
楠田枝里子さんの本、私もずいぶん前に読んだことがあります。
マリア・ライヘに心酔している文章でしたね。
なるほど・ザ・ワールドが懐かしい…。
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以前、テレビでナスカの地上絵の描き方が説明されていましたね!
元々の小さい絵から線を引いて拡大するんでしたか、昔の人は賢かったんだなぁと
驚きました。
そんな、賢い方法を考えたのは・・・やはり宇宙人だったから??笑
て、私もそろそろナスカ人に怒られそうです。
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>もんこさん
そうなんです、昔の人は賢かった。
ペルーの人たちはそれを誇りに思っていますから、宇宙人とかいってたら怒られちゃいますよ(笑)