マチュピチュへ行こう(2)
クスコからバスでオリャンタイタンボまで行き
さらに列車でマチュピチュ村を目指す。
朝、クスコの宿を8時半に出た。
バス停の場所はよく変わるから、観光案内所で聞いておく。
ごたごたした街中だけど
「オリャンタ、オリャンタ、オリャンター!」
派手に呼び込みしているからすぐにわかった。
バスといっても、ワゴン車だ。
客がいっぱいにならないと発車しないから
30分ほど待たされた。
走り出して約2時間。
オリャンタイタンボ村に到着。
列車を待つあいだに昼ごはんをすませた。
のどかできれいな村だった。
列車の駅は村からちょっと離れてるけど
1本道だし、鉄道会社の人が誘導してくれるから迷子にはならない。
びっくりしたのが駅のホーム!
オリャンタイタンボって
ものすごい田舎だし
ものすごい山の中なのに
駅の中だけはまったくの別世界。
・・・観光客向けの世界。
Wi-Fiスポットやお洒落なカフェまであって
「緑茶」の看板が掲げられている。何故。
列車は青くてカッコイイ。
列車は値段によって3種類あるが
私はもちろん一番安い「バックパッカー」クラスに乗る。
といっても
シートは清潔、ドリンクと軽食がもらえるという、豪華列車だった。
もちろん全席指定。
列車は渓谷を、急流に沿って走る。
川の向こうの段々畑はインカ時代のものだ。
(ウルバンバ川とインカの畑)
前夜の雨で、川は荒れ狂っていた。
濁流が渦を巻き
岩を削って流れていく。
そのすぐ横を列車が走る。
川っぷち。
崖っぷち。
あちこちで崖が崩れてる。
・・・めっちゃギリギリやん。
土砂崩れのためにマチュピチュ村が孤立して
2千人もの観光客がとじこめられたのは、去年の同じ季節だった。
「昨日も大きな崩落があって、列車はクスコに引き返したらしいよ」
そんな囁きが聞こえてくる。
「日常茶飯事なんだって」
つまりだな。
雨季のマチュピチュに到達できるかどうかは、運次第
ってわけだ。
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追記に動画を置いておきます。
ペルー・レイル、マチュピチュ行き列車。
バックパッカー・シート。
オリャンタイタンボを出発して間もない車窓の景色です。
・・・まだ崖っぷちには到達してません。
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駅の中はバリバリきれいでも・・・道の整備はまだまだなんですね~。 う~ん・・・
ああ言う事故があっても 懲りずにそのままGO!なのかぁ。 中国と似てますね。(笑)
でも、美しい列車! 深い山の緑に映えていい感じです。
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そうですね、昨年 マチュピチュが崖崩れで孤立した ってニュースがありましたね。
だださん、あの濁流の中を・・
日本へ無事に帰っておられるから、
大丈夫だったのですよね。
過去系の旅行記だから なんだかホッと
胸をなで下ろしてますよ。
でも、とても綺麗な風景ですね。
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>霧のまちさん
道というか線路というか、もうあれは整備できないのかもしれませんねえ。
ものすごい山の中にムリに通してる感じなので。
列車は綺麗でしたよー。
>徒然草さん
リアルタイムで書いてた時は何もなくても更新が滞ると心配されてまったようで(笑)
去年マチュピチュを狙ってたら困ったことになっていたと思います。
逆に今年は中東が危ないので、去年行っておいて正解でした。
旅はタイミングですねえ。