バスって最強の乗り物だと思う。
海辺でも
サバンナでも
高い山でも
砂漠でも
ジャングルでも
大きな町のあるところなら世界じゅうどこへでも
バスは連れていってくれるから。
折り畳みのドアが開くたび
違う世界が広がっている。
(インディヘナの市場)
(アンデスの荒野)
長距離バスではよく眠る。
「景色を見ないなんて、もったいない」
と思われるかもしれないけど
長距離バスは私にとって
短期・短距離の移動とはまったく違うものだから。
10時間でうんざりしはじめる。
20時間あたりから脳みそにカビが生えてくる。
30時間経つと、起きてるのか寝てるのか自分でもわからなくなる。
50時間を越えると記憶がそこだけ真っ白になるという(未経験)。
私がルンルン気分で景色を眺めていられたのは旅の初めだけだった。
体力的にも精神的にも、バスの中ではちゃんと眠らないとやっていけない。
それに・・・バスは、旅人のシェルターだ。
スリやボッタクリやセクハラと戦ったり
言葉の壁にぶちのめされたり
さんざんな目に遭いながら
やっとのことで目指すバスを見つけ、乗り込んだときの、あの安心感!
もう、なーんも考えなくてもいい。
座ってるだけで次の目的地に連れていってもらえる。
次の心配事は、次の町に着いてから考えればいいや。
すべてをあずけて眠ってしまおう。
バスは大事な休息だ。
寝たり。
起きたり。
うつらうつらをくりかえしながら進もう。
・・・あ、村だ。
まあ実際には、バスでトラブることも、けっこうあるんだけどね。
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— 南米 —
長距離バスで眠ろう
2011年7月12日
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バスに乗るのはせいぜい3~4時間までしかないので、
数十時間乗り続けるというのはイメージが湧かないですね・・・
景色を見続けて・・・・・・・・
一通りの暇つぶしをやって・・・
最後には"無心"になるしかないですね[絵文字:v-390]
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>なごやんさん
3~4時間だと楽しいんですけどね。
南米のバスはトイレ休憩もほとんどないし
景色もあんまり変わらないので
時間の感覚を失って、ほんとに無心状態です。