墓場の前でバスを降ろされた町、サン・ペドロ・デ・アタカマ。
アンデスの高地。
チリ・アルゼンチン・ボリビアの3国の境が接するところ。
まわりは見渡すかぎりの砂漠だ。
観光の拠点だけあって
たくさんの宿がならび
メインストリートには旅行会社やレストラン
おびただしい土産物屋に
こじゃれたアイスクリーム屋まである。
なのに。
いい感じに鄙びている。
家や塀は日干しレンガでつくられているし
朝夕にはヤギの群れが通る。
警官が騎馬でパトロールをするのは
ふつうは観光客のためのサービスなのだが
ここではむしろ馬のほうが実用的なのかもしれなくて
どっちだかわからない。
立派なサッカーコートもあるが
練習場は砂漠だった。
この小さな町は夜空がきれいなことでも有名だ。
空気が乾燥しているせいで
星がよく見えるらしい・・・乾季なら。
満天の星を楽しみにしていたのだけど
残念ながら雨季だった。
毎晩毎晩、雨だった。
星を見たはただ一夜だけ。
雲の隙間をびっしりと、明るい星が埋めていた。
星のきれいな砂漠の地、
チリの端っこサン・ペドロ・デ・アタカマ。
・・・ウユニ塩湖を目指す旅は、この町から始まる。
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— チリ —
砂漠の街
2011年6月21日
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南米って「赤い町」っていう先入観を持っていたのですが
それはこの砂漠やレンガをどこかで見ていたから思うのかな。
山も赤い気がする。
アンデスとかも赤いイメージ。
この写真を見ると砂漠も赤く見えるのですが
やっぱり赤かったですか?
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いい街ですね~。
そんなとこ 大好きです。南米って・・・いつ行けるかなぁ。
前に 山口智子さんのチリの本を読んだ時、
あのざらついた紙の写真ページに南米を
感じたものです。
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>みわさん
赤い街?ってどこのことでしょう。
砂漠は黄色っぽかったです。
そういえば砂漠の写真はあんまり載せてませんでしたね!
また機会をみつけてお見せしたいと思います。
>霧のまちさん
山口智子さんの本、アマゾンで検索してみました。
『手紙の行方:チリ』ですね。
虹の写真の表紙がきれい。
実際にあんな風景がどこまでも広がっていました。