アルゼンチンのサルタから、アンデス山脈を西に越え、
再びチリに入る。
(山越えの道)
国境を越えてしばらく行ったところで
突然、バスの運転手に
「降りろ!」
と命じられた。
・・・いや、あの、こんな何もないところで降りろとわれても。
周りはただの草原だ。
野っ原だ。
あるのはただ、お墓のみ。
ちゃんと町まで連れてってや、運転手さん!
「ここが町だ!
サン・ペドロ・デ・アタカマだ!」
がーん。
(お墓の横の道 by VQ1015 R2)
バスターミナルってだいたい町外れにあるものだが
よりによって「お墓の前」がバスの停留所だったのだ。
バスの乗客は地元民がほとんどだったので早々に去ってしまった。
気がつけば私はまたひとりぼっち。
時間帯によっては市もたち
それなりに賑わう場所だと後になって知ったが、
私が着いたのは夕方も遅い時間だった。
客引きどころかひとけもない。
野良犬ばかりがウロウロしている。
あっという間に日が暮れて
真っ暗闇に包まれた。
街灯なんかほとんどない。
あるのはひたすらお墓だけ。
闇より野犬怖が怖くって
私は必死で道を急いだ。
一本道をずーっと辿って
最初に見つけた宿に
「泊めてください!」
と飛び込んだら
「OK、空いてるよ!
1泊30ドル!」
えらい高額で宿泊することになってしまった。
サン・ペドロ・デ・アタカマの宿はどこも高いです。
これから行く人は、ちゃんと目星をつけてから宿探しをしましょう。
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— チリ —
夜、墓地でバスを降ろされたら
2011年6月15日
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こんな所がバス停なんだ~!
世界はいろいろだよね。
闇夜よりも イヌが怖い! ありえます。 怖いです!
絶対に怖いです。 でもホテルにたどり着けてよかった!
この際、30ドルは いたし方無し!!!
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これは怖い。
野良犬とダブルで怖いじゃないですか。
これはもう、どんな宿でも天国に見えるでしょうね。
想像するだに恐怖~。
何事もなく無事に宿に泊まれてよかったです。
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>霧のまちさん
怖かったです~犬は吠えてなかったんですけど
めちゃめちゃ暗いので心細くて。
値段交渉とかしてる余裕はなかったですね。
>みわさん
虫の多い宿でしたが泊まれるだけありがたいと思うことにしました。
臆病者なので夜の墓場の野犬つきはキツかったです。
灯りって素晴らしい!と思いました。