ちょっと前のことを書こう。
2月末のことだ。
チリのアタカマからボリビアのウユニへ抜けるツアーに参加した。
アンデスに点在する湖をめぐる2泊3日のツアーだった。
心配なのは、その標高。
なにしろアンデス山脈だ。
だが旅行会社のおっさんはカラカラと笑って
「高山病?
なに言ってるんだ、標高3千メートルくらいだから大丈夫だよ!」
…って、なに言ってるんだ、町を出て30分もしないうちに4900メートルまで登っちゃったじゃないか!
(標高5000m近い所にある国境)
そのあともずっーと標高5千メートル弱の山沿いをひた走り、宿も4600メートルの高みにあった。
どこが3千くらいやねん。
私は高山病の予防薬を飲んでいたから平気だったけど
同じツアーの一人は頭痛に悩まされていた。
ツアーは8人で、チリ・アルゼンチン・スペインという、オール・スペイン語チーム。
その中に私ひとりぽつん混ざっちゃって
寂しい3日間になるのかなと思っていたところ
ぜんぜんそんなことはなかった。
みんな親切で
みんな友達になれた。
とくに、おおらかなマリ・よく気のつくロレーナ・若い写真家のカリ、のチリ人3人組とは部屋もジープもずっと一緒だった。
めっちゃいい人たちだった。
彼女たちといると、一瞬たりとも退屈したり寂しく思うことはなかった。
ウユニ塩湖にはいろんな国の旗がたってる所があって
みんな自国の旗をかかげて写真を撮るんだけど
「あんたはもうチリの友達だから、チリの国旗で撮ろうよ!」
マリはそう言って私をひっぱり込み
チリの旗の下で4人肩を組んで記念写真を撮った。
ツアーが終わって別れるときはほんとにほんとに寂しかった。
そのあとのウユニでもたくさんの日本人旅行者と出会った。
みんな個性的で素敵な人たちだった。
旅にでる直前、年上の友達がわざわざ家にやってきて話していったことを思い出した。
「この広い世界で人と人とが出会える確率なんて奇跡みたいなものでしょう?
だから出会いはけっして偶然じゃなく、
神様が引き会わせてくれたものなんだよ。
いま目の前にいる人は、みんな神様からのメッセージ。
一つ一つの出会いを大切に、学べるだけ学びなさい」
共にすごした時間は短いけれど。
いつかどこかで。
また会いたい。
みんな出会ってくれてありがとう。
(宿の前にいたリャマさん)
このブログと出会ってくださった貴方にもありがとう。
読んでくださる方がいるから
私は書くことができます。
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ああ、また長文癖がでてしまった…
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凄いですね~もはやスペイン語ペラペラなんですね!
三人娘と撮った写真見たいな~
楽しそうな四人娘(!)の映像が浮かびます・・・
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長文癖?
イヤ、イヤ、イヤ、
それを楽しみに、毎日見てるのですよぉ!!!
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そう、出会いって神様から だと思いますね。
私は今まで旅は一人でしたが ふとした出会いから 同じ興味の友人が出来て 今度は二人で行けそうです。 一人もいいけど 二人はまた別の楽しさいっぱいかも♪
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>売布の住人さん
いやいや、関西弁とサンティアゴ弁ですよ(笑)
同世代の女どうしで楽しかったです。
写真はカリが送ってきてくれる、はず。
>ねこぽんさん
ありがとうございます。
そう言って頂けるとすごく嬉しいです。
だらだだらしない程度に書いていきたいです。
>霧のまちさん
そうなんですよ、友達との旅もいいもんです。
自分ひとりでは気づかなかったことに気づいたり、ご飯シェアしたりできますもんね。
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やっぱり高山病対策本格的に必要な感じ?
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>T美さん
高山病対策、薬さえのめば平気ですよ。