ピラミッドの付近には、手頃な食堂があまり無い。
ただ、スフィンクスの真正面に
ケンタッキーとピザハットの入ったビルがあり
そこの3Fからの眺めが最高だ。
ちなみに店の入り口がステキに装飾されている。
店内にも、なんか居る。
さて、本題。
ギザのピラミッド周辺は
悪徳な『ラクダ引き』が多いので有名だ。
馬かラクダにのせて歩きまわり、ボッタクる連中だ。
観光客は自力でラクダを降りることができないため
乗ってしまったが最後、法外な料金を払うハメになる。
引っかかってしまうと高くつくようだが
手口は、浅い。
かなーり、浅い。
たとえば、ピラミッドまで500メートルの地点を歩いていた時のこと。
「ピラミッドへ行くのか?
案内してやろう」
さっそく、人相の悪い男が声をかけてくる。
「馬に乗る?
それとも、ラクダ?」
どっちも乗らない。
歩いて行くよ。
断ると、男は驚いて
「NO!
歩いて行くなんて狂気の沙汰だ。
君は知らないだろうが、
ここからピラミッドまで5キロはある。」
いや~、
すぐそこでしょ。
目の前に見えてるでしょピラミッド。
「でも、馬かラクダじゃないとピラミッド・ゾーンへ入れないんだ。
徒歩は入場禁止だ」
いや~、
みんな普通に歩いて入ってるのが見えてるし。
入場門、目の前だから。
「でも、君は入れない。
馬に乗れ。もしくはラクダ」
なんでやねん。
なんで私だけ徒歩禁止やねん。
「でも、君、学生だろ!?
今なら学生割引のキャンペーンをやってるんだ。
今日だけ半額だよ。
50USドルだよ。どうだ?」
キャンペーンのくせにどんなけ高いねん!
「でも」の意味がわからんわ。
あきれるくらい、底の浅い客引きである。
入場したらしたで、また違うラクダ引きがやってくるし
土産物売りも群がってくる。
ぜんぶ無視していると今度は
「両替しないか?」
ともちかけてくる男がいた。
「20ポンド札を5ポンド札4枚にスモール・チェンジしてあげるよ」
こういう国では小額紙幣のほうが便利だから
両替してもらおうと札を出す。
すると男は、20ポンド受け取って5ポンド札を渡す。
5ポンド札を。
2枚だけ。
いやいやいやいや、
足りないだろ、どう見ても!
札100枚とかの両替ならともかく、
たった4枚が2枚に減ってるんだから
誤魔化されてるのが子供でも分る。
怒るべきなのか、
笑うべきなのか。
よくわからない。
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— エジプト —
スフィンクス前のケンタッキーとラクダ引き
2010年7月27日
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エジプト行ったら、絶対ピザハットからの長めを見るわ!
こりゃ,絶景だ!!!
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>さとうさきさん
オススメですよ、ピザハットの3F。
クーラーきいてるし空いてるし。是非。