カイロから夜行列車で一晩かけてルクソールにやって来ました。
ルクソール自体はもう何度も来ているので
近くなのに行った事のない遺跡を目指します。
今日はエドフのホルス神殿です。
でかくて大きな門のある神殿でした。
当然のごとくホルスだらけの神殿ですので、せっかくだから
「わーたしーはホルス♪」
って歌ってきた。
縛られて吊るし上げられてるホルス様↓
エジプトって遺跡はきれいだし
日本人がいるし
悪い人見分けやすいし
都会だし
ネットもメトロもあるし
すっごいパラダイスなんだけど
カイロでゆったりパラダイスに浸っていた反動か
エドフに来てむちゃくちゃ戦いました。
まずはタクシーとのバトル。
支払いの段になって「これじゃ足りない」というパターン。
15ポンドって言うたやん!
「ノーノー!
フィフティーン!」
フィフティーンいうたら15のことや!
どうやら英語の苦手な運転手は
15(フィフティーン)と
50(フィフティ)とを
逆に覚えてしまったらしい。
それで50のつもりで一生懸命
「フィフティーン(15)!」
を繰り返し主張しているのである。
気の毒というか哀れというか滑稽な話だが
私にしてみれば最初に15って決めたんだから15である。
譲ってなんかやるもんか。
次。
まとわりついてくるガキんちょども。
どこからともなく突然あらわれて金をくれという。
「5ポンド!」
「5ポンド!」
5ポンドいうたら100円やん。
普通に1食たべれるやん。
なんで知らん子にそんな大金あげなあかんのん。
気がついたら15人くらいの男の子に取り囲まれていた。
「ノーーーーーー!」
怒ってみせたが効かない。
空手チョップの真似とかしてみたが効かない。
一人二人ならなんとか振り切れるだろうが、
相手はとにかく多勢である。
逃げ込んだ先は駅だった。
ポリスがいるからガキどももここまでは追いかけて来ない。
やれやれ。
…あ、車掌さん。
次の電車はいつですか?
「3時間後だね」
・・・・・・・・・・・・・・・どうしよう。
駅の東側には
英語の苦手なタクシーの運転手がなんとかあと30ポンドを回収しようと待ち構えており
西側にはクレイジーな少年たちが群れをなしており
逃げ場を失った私は
次の電車がくるまで3時間
ただただ、線路を見つめておりました。
— エジプト —
エドフ ホルス神殿
2010年3月27日
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さ……災難ですね;
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災難ちゅうか、これが毎日普通のできごと。
石投げられるのこれで3度めですよほんと。。。
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面白い国というか……
イメージとのギャップが…笑