声を保存しておくために

毎日PCにむかっている母が
「今日は日記に書くことがない」
と言う。
「そんなに書くことなんかないよ。おもしろいこともなかったし」
そりゃそうだ。毎日毎日、楽しいネタばっかりあるわけがない。
・・・でも、それでいいと思うよ、と私は答えた。今日はお昼ごはんに何を食べたとか。よく晴れて気持ちがよかったとか。口内炎が痛いけどケーキはぺろりと平らげたとか。デイにはこんな職員さんがいるとか。そんなんでいい。
「それじゃあ、おもしろくないじゃないの」
と母は口を尖らせる。
おもしろくなくてもいい。
母が書いているのは日記だから。たとえ楽しくなくても、生きているかぎり、見たり聞いたり感じたりするものだから。今日、生きている証拠を、ほんのちょっぴりでも刻んでくれたらいい。(母のブログはこちら

文字は心だ。文章は声だ。文章を読めば、その人の心の声が聞こえてくる。だからなるべく元気なうちに母の心の声を保存しておきたいと思う。いつか…いつか、私が、読めるように。

とかいいながら、私自身はテレビで見た『カメラを止めるな!』がおもしろすぎて、書こうとしていたことがすべて吹っ飛んでしまった。今日一日のうちで心に残っていることといったら、デイサービスのミー先輩が、捨て猫の風情を醸し出していたことくらいだ。

「誰か私を拾え」

どうでもいいけど母にLINEの「羽生結弦スタンプ」を見せたら
「それほしい!私もラインやる!」
と言い出しました。昔やってたからアカウントは持ってるけど…今更めんどくさい…

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日記
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