ミッキー・マウスが検疫に引っかかる理由

オーストラリアに小包を送ろうと思った。姪っ子たちへのクリスマスプレゼントだ。

だがオーストラリアに荷物を送るのはとっても難しい。検疫が厳しくて、持ち込んではいけないものがたくさんあるからだ。植物の種や果物が禁止なのはもちろん、とにかく「卵」っぽいものは一切ダメ。ふりかけの「のりたま」だってダメなくらい。

梱包したダンボールにも、とてもうるさい。中身に関わらず、箱に食べ物や動植物の絵が描いてあると郵便局で受け取りを拒否される。
「花の絵がワンポイント描いてあるだけでも検疫で引っかかり、送り返されちゃうから」
というのがその理由。

だからオーストラリアに荷物を送るときはいつでも箱に気を遣う。Amazonの箱なら問題はない。紙オムツの箱も良い。だが今回はちょうどいいダンボールが手元に無かった。ホームセンターで新しいのを買ってくればいいんだけど、それももったいない。だからスーパーの店先に『ご自由にお持ち帰りください』と積んであるダンボールを一つもらってきた。

が。
その箱は、おせんべい『雪の宿』の箱だった。おいしいんだよね、雪の宿。箱にはデカデカとこんな絵が描いてあった。

dsc_1951

雪の宿はおいしいが、この絵はまずい。さすがにまずい。食べ物の絵は間違いなく検疫にひっかかると、郵便局が受け取ってくれないだろう。
「絵が描いてあってもテープで隠せば大丈夫だよ」
と妹が言うので、マスキングテープを貼り付けて送ることにした。

それでも郵便局で断られた。

「『雪の宿』って大きく書いてありますね。食べ物って分かるからダメです」

えっ、検疫って日本人がするの? 日本語わかる感じなの?

しょうがないから、いったん家に持ち帰って、『雪の宿』の文字にもテープを貼りまくって隠した。

dsc_1953

どうだ、これで大丈夫だろう!
食べ物の絵はない! 『雪の宿』の文字もない!
日本人でもこの箱がお菓子の箱だとはわからない!

ところがだ。
郵便局のお姉さんは申し訳なさそうにこう言った。

「このテープはちょっとダメです」

…えっ?

「ミッキー・マウスはダメです」

なぜならミッキー・マウスはネズミだから!

動植物の絵がダメなことは知っている。だけどミッキー・マウスのテープがダメだなんて思いもよらなかった。

だってミッキーだよ? ディズニーのアイドルだよ?

ところが郵便局的には、たとえ世界のアイドルだろうが、犬をペットとして飼っていようが、ミッキー・マウスは「ネズミの絵」には違いない、返送されてきたら困る、ということらしい。

「返送されてきたら困る」。
荷物を断られるとき、郵便局の人はよくそれを口にします。お客さんのためというよりは、きっと郵便局に面倒がかかるのだろうな、ということがそこはかとなく感じ取れる言葉です。だから大事をとって、用心深くなっているのだと思います。

でもミッキーマウスが通らないのはちょっと理解できない…。

ちなみに他の人もミッキーの箱で断られた経験があるそうなので、「ミッキーお断り」とマニュアルに書いてあるのでしょう。クロネコヤマトの箱も「猫の絵」だから受け取ってもらえないそうです。キティちゃんもきっと無理でしょう。じゃあ、ドラえもんは? ドラえもんは猫扱い?ロボ扱い?

なんかちょっとアホらしいと思うのは私だけでしょうか。

かつては「六甲のおいしい水」の箱で送ろうとしたら断られそうになり、「絶対に大丈夫だから!」と局員の人とモメにモメたことがあります。もちろん無事に届きました。私も妹ももう何十回も荷物を送り届けているので、届くか届かないかだいたいのことは分かる(というか、届かなかったり返送されたことは一度もない)のですが、窓口の人によってずいぶん対応が異なるので、いつも苦労をします。

ああ、めんどうくさかった。

本日の猫写真。

dsc_1966

珍しく穏やかな2ショットです。シシィがでっかく見える!

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日記
猫とビターチョコレート

コメント

  1. シシィちゃんは、大きく見えるのではなくて本当に大きくなりましたよ~~。
    子猫ってすぐ大きくなっちゃいますもの。

    ミッキーマウスのテープが貼ってあるからといって
    中にネズミが入ってるとは、オーストラリアの方も思わないでしょうが(笑)
    海外に荷物を送るって案外面倒なんですね。
    苦労して送ったプレゼント、喜んでもらえると良いですね。

    • シシィは最近フードの好き嫌いが激しくなって、体重があんまり増えてないんですよ。
      でも全体的には大きくなったのかなーと思います。
      早く手術ができるようになってほしいです。

      海外に荷物を送るのは、他の国だとそこまで難しくないんですよ!
      あくまでもオーストラリアが(そして郵便局が)厳しいだけです。
      無事に届いてほしいなーと思います、雪の宿。

  2. ダンボールの横の接合部を定年に剥がして裏返し出来ませんか?
    箱によっては可能なような気がします。

    • ほんとだーーーー!
      それは気が付かなかった!
      じーじょさん、天才です!
      というか私がアホなのでしょうか(笑)
      妹にも伝えておきます。
      ナイスアイデア、ありがとうございます!

  3. オーストラリア、ものすごい厳しさですね。
    というか、日本側が念には念を入れすぎて、ちょっと滑稽とも思われる事態になっているのでしょうか。
    ドラえもんとか、シン・ゴジラとか、ちょっと微妙に動植物入ってるゆるキャラとかの絵だったらどうなるんでしょうね?
    (「怪獣はダメです」とか言われたらどんな顔したらいいんだろう)
    試してみたくなりますが、わざとそんなワルイことしちゃだめですよね(笑)。

    • ゴジラ…!それは試してみたい…!
      「怪獣はダメです」
      って言われたらおもしろいのに。
      困ったお客さんが多くて郵便局も大変ですよね(笑)。

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