母がいない!

今日は演奏会を聞きに行った。母が所属するウッディ・ムジカの演奏会。だから・・・というわけではないが、母ひとりで聞きに行ってもらった。

座って音楽を聞くだけなら母ひとりでも問題ない。
私は車で送迎し、会場に車椅子をセットして出ていく。幕間休憩には戻ってきて母をトイレにつれていく。

他所ではこんなことはしないんだけど、このコンサートは舞台も客席も母の知り合いだらけなのだ。ひっきりなしに話しかけてもらえるから寂しくもないし、なにかあったら連絡してもらえる。母だって大人だから、たまには保護者なしのお出かけを楽しみたいだろう。そう思ってもう何年もやってきたことだった。

なのに!
今日は思いがけないことになってしまった!

幕間に帰ってきたとき、駐車場が混んでいて停められなかったのだ。
それでちょっと遅れてしまった。
小走りで会場内に入ったときには休憩も後半にさしかかていた。
「ごめんごめん、すぐトイレに行こうね」と母に声をかけようとしたら・・・いない。
母がいない!

母は車椅子ユーザーである。
自分で車椅子を操作することはできない。
身動きがとれない、はずなのに!

なんでいないの!?

今考えてみれば、周りの席のひとに聞けばよかったのだ。動転しすぎてそれすら思いつかなかった。
数分間、意味もなく右往左往して探し回っていた。

・・・そうだ、Kさんが一緒かもしれない。
しばらくしてようやく思い当たった。
母の隣席にはたまたま古くからの知人が座っていて、楽しそうにしゃべっていた。Kさんも席にいなかったから、一緒につれていってもらったのかも。

会場が混んでいるといっても車椅子は目立つはず。なのにKさんも母も見つからなかった。廊下にもいない。ロビーにもいない。外まで出てみたが、やっぱりいない。おかしい。

もしや、と思い立ってトイレに行ってみた。多目的トイレに。すると扉のむこうから、母とKさんの話し声がするではないか!

ドアをノックして「Kさん!」と呼ぶと
「あら、娘さん来てくれたわ」
という声とともにドアが開いた。
「なんとかできないかと考えたんだけどね、ごめんね、無理だったわ」

私が間に合わず、母がトイレに行きたいと言ったから。
困ったKさんがトイレに連れてきてくれたらしい。

でも、親切心だけではトイレ介助なんて絶対に無理である。母は立位がかなり不安定でちょっとしか立てない。ヘルパーさんでも慣れるまでは2人介助なのだ。

それでも無理をしなくてよかった。
下手をすれば転倒して2人ともケガをしていたかもしれない。

私は遅れたことを謝り、Kさんにお礼を言い、それから母に「待っててって言ったのにー」とぐちをこぼした。
・・・ああ、びっくりした!

本日の猫写真。

なんとなく黄昏れてるシシィさん。実は虫を見てるだけ。

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