定年後の生活リズムをつくろう

6月で70才になり退職したオヤジが、たった2ヵ月で生活不活発病になり、鬱症状らしきものまであらわれるようになった((8/13 うちのオヤジ、生活不活発病かも))。近頃ちょっとマシにはなったものの、それでも気を抜くと一日中ただテレビの前でぼーーーーっとしていることも多い。

これはどうしたものかと悩んでいる時、介護の仕事で利用者Aさんに出会った。Aさんは90才を越えてなお生き生きと活発に暮らしておられる方だ。男性のことは男性にきくのがいいだろうと、世間話のついでにオヤジのことを相談してみた。
・・・うちのオヤジが定年後ぼーっとしちゃってどうにもならないんですよ。どうしたらAさんみたいに
できますかねえ。
するとAさんは貴重なアドパイスをくださった。

「そりゃあ、仕事をすることですよ。男は仕事がないと生きられんのです」

仕事・・・は無理だと思うんですが?

「ハハハ、仕事いうたって、ぼくらなんかはもう毎日生きていくのが仕事ですよ。朝何時に起きて、メシくって、体操をして、洗濯をして、毎日毎日欠かさずにやる。それを仕事と決めるのです。そうすればおのずとリズムが出来てきます。お家のなかでも、お父さんに責任をもって『仕事』をしてもらったらどうですかなあ」

6月までは、それもできてたんだけどなあ。

「あとはね、出かけることです。人間いうのは、歩かないとイカンのです。外にでて太陽を浴びないとイカンのです。大事なのですよ。出かけることが。

ぼくの場合はデイサービスへ行く日もあるし、体操しに公民館に行くこともあるし、買い物もあるし、毎日毎日『行くところ』があります。無理にでも行くところを作るんです。何も用事のないときは家の周りを散歩ですよ。腰の痛いときには杖ついて、ひょっこりひょっこり、みっともないけれどもね。生きてる限りは外へ出なければイカンのです

おおお! 我が家のモットー「お出かけは最高のリハビリ」にドンピシャではないですか。

要約すると、生活リズムを取り戻すには

・やるべき仕事
・行くべき所

この2つが必要だという。

私はこれをオヤジに伝えた。人生の先輩の言葉だからオヤジもちょっとは聞く耳を持ってくれた。
そして、うーん、と腕組みをして一週間ほど悩んでいた。

オヤジは考えることが苦手だ。今でいう発達障害らしき傾向があって(片付けができない、風呂に入らないなど)、計画をたてることそのものが難しい。

それで私はまず『仕事候補一覧』を作成した。オヤジができそうな家事を書き出し、その中から自分で仕事を決めてもらおうというわけ。

・朝食後の皿洗い
・夕食後の皿洗い
・ゴミ出し
・庭のはき掃除
・風呂掃除

などなど。
オヤジが選んだものは
『朝食後の皿洗いと、ゴミ出し』
であった。
合計10分で済みそう・・・。
まあ、とりあえず、いいか。

次に『行くところ』。
どこがいいかな?
オヤジは張り切って答えた。
「サテライト!」
場外馬券売り場である。勘弁していただきたい。
2人で一生懸命考えて、月曜は買い物、火曜はおじさん家、水曜は図書館、土日は将棋サークル・・・と週5くらいで行き先を決めた。

一番に驚いたのは、オヤジが自分から
「毎朝、散歩にいこうと思う」
と言いだしたことだ。
ちょっと嬉しかった。
1歩、2歩、3歩あるいて散歩とか言い出しかねないくらい運動不足なので大賛成! 本当に行くかどうかはわからないが。

最後に、大きな紙にオヤジのスケジュール表を書いて、貼り出した。
テレビの横だから嫌でも目につくだろう。
ちょっとだけでも生活が改善されるといいなあ。

本日の猫写真。
というかシッポ写真。

今日もキーボードが打ちにくいです・・・。

コメント

  1. 初めまして。

    Aさんもおっしゃっていたかもしれませんが、私の周辺では、高齢者に大切なのは、「教育と教養」と言っていますよ。

    ・やるべき仕事=今日の用=きょうよう
    ・行くべき所=今日行く所=きょういく

    ご参考までに。

    • そうなのですか!
      まさにAさんの仰ったのと同じことですね。

       今日行く=きょういく
       今日の用=きょうよう

      うまいですね!
      うちのオヤジももうちょっと自覚してくれたらいいんですけどねー

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