おじいちゃん、もう車に乗らないで!

「おじいちゃん、もう車に乗らないで!」

と家族に叱られた人がこう答えた。

「『年だから、トシだから』って、なんでもかんでも取り上げてくれるなよ。車もダメ、犬を飼うのもダメ、酒もタバコもダメで、働くことも遊びにいくこともでけへん、そんなんで生きてる意味あるか? 家でじーっとテレビ見てろっていうんかいな。そんなんボケてしまうがな。わし、もう死んだほうがええんかなあ?」

私はどう答えるべきだったのだろうか?
一生懸命、考えて出てきた答えは

「とりあえず運転だけはダメです」

だった。

そりゃあ高齢者の生き甲斐も大切だけど、それよりも、事故で失われるかもしれない命を守るほうがずっと大事である。おじいちゃんの遊びのために子供が死んではならない。絶対に。

トシだから、身体が悪いから、目が悪いから、認知症だから・・・なんて言っても聞いてくれない高齢者は多い。ドクターストップも平気で聞き流しちゃう。年上の親戚などとうに死んでしまっているし、90歳にもなると同世代の人さえ少ない。息子やケアマネや自治会長さんなんていう「若造」の言葉なんか歯牙にもかけない。
「あなたは人を殺す可能性がある」
とまで言われても
「そーっと運転しするから大丈夫」
大丈夫じゃない!

早く法整備をして、罰則も設けて、「◯◯歳になったら運転は諦めよう」というのを定着させてほしいなあ。全自動運転の車ができたところで、どうせ高くて買えないんだから。

本日の猫写真。

「見てやこれ。素敵やろ?」と新しい首輪を見せてくれるミー先輩 @デイサービス

「もうトシだから犬や猫を飼えない」
と寂しがっている高齢者は多いです。私のような独身の高齢者がこれから増えてきます。だからせめて「ここにくれば犬や猫に会える」っていうデイサービスが増えるといいなと思います。

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猫とビターチョコレート

コメント

  1. どうコメントしようかと思案しておりましたら、池袋の暴走事件が起きてしまいました…
    ワタシは基本、年齢だけで問答無用で免許剥奪するのには反対なのですが、前述のような事件があると、高齢ドライバーに対する批判が絶望的に厳しくなるのはどうしようもありません。
    87歳の運転ミスで、30代の母親と3歳のお嬢さんが亡くなられ、他にも重軽傷者がおられるという事実は、運転していた87歳の方だけでなく、その家族に対しても世間の怒りは向買ってしまうでしょうし。
    事故直後、息子さんに連絡しているらしいですが、87の人の息子だと60代くらいでしょうから、事故の第一報を聞いた時と、その後事故の詳細が分かってきて、どういう気持ちかと思うとねえ…
    被害に遭われた方とその家族の驚きと悲しみは如何許りかと思いますが、運転者の家族の心情もまた察するに余り有るものがあります。

    「運転者が車に乗っていなければ」
    被害者も運転者も、全ての関係者が今、そう思っているに違いありません。

    • 悲惨な事件が起きてしまいましたね…。
      助手席には奥さんが乗っていたそうで。
      事故は、遺族はもちろんですが加害者家族も悲惨なことになります。
      「どうして車を取り上げなかったのか」
      と責められているでしょう。
      でもどうやって取り上げればいいのでしょうか。
      認知症の診断もなく、更新は問題なくできてしまえば、たとえ家族や医師や理学療法士が危ないと思っていても止めることができないのですよね。
      おっしゃるとおりネット上でもよく
      「高齢者は免許を剥奪すべきかどうか」
      という議論を目にします。
      高齢者よりも若者のほうが事故率が高いという意見もありますが、論点はそこではないと思います。
      危なくなってからでは遅いし、判断力がなくなれば免許返納してくれません。
      法律で仕切ってもらえば本人も納得しやすいし、家族の苦労も減ると思うのですが…。

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