電子化への道のりは険しい

介護の仕事を始めるとき、上司に思わず
「えっ?」
と聞き返したことがある。
「これぜんぶ手書きでやるんですか?」
介護記録とか、出勤簿とか、ヘルパーもデイサービスもいろいろ記録をつけなくちゃいけない。それがぜんぶ手書きだというから戸惑った。私はむちゃくちゃ字が汚いから。そのうえに走り書きだから酷いことになって、あとから上司に
「これなんて読むの?」
ときかれることもある。

また、事業所への報告は常に電話かメールだ。これも
「LINEじゃだめですか?」
ときいたことがある。LINEなどのアプリに比べ、一手間かかるメールは少し煩わしく感じられる。通話料もかかるし。

利用者側の意見としては、ヘルパーさんが書いてくれる紙(サービス提供記録の控え)が溜まりまくるのがけっこう邪魔だ。場所もとるし、どのタイミングで捨てようかと悩む。SNSみたいな形で見られたらいいのに…そうすれば検索も楽なのに…。

そういうわけで、介護の現場ももっと電子化が進むといいなあと思う。入所施設なんかだと介護記録はタブレットで行う施設も増えてきた。訪問介護の事業所でも、ヘルパーがタブレットを持ち歩きサービス提供記録を書く、というところもあるらしい(参考)。

けれど・・・現実には、電子化ってやっぱり難しい。
費用の工面や実用的なソフトが見つからないなどの問題ももちろん大きいけれど。
なによりも。
人間が電子化されていないから。

情報を共有するためには、全員がそれを使えなければ意味がない。
だがヘルパーの平均年齢が高かったり、ガラケーだったり、「機械とか無理!」っていうアレルギー反応を示す人がいるから、使えない人がでてくる。けっこうたくさんでてくる。利用者さん側はヘルパーよりもっと難しいかもしれない。残念ながら電子化への道のりはまだまだ遠く厳しい。

そんなことを考えていたら、母が通うデイサービスの一つが連絡帳を手書きではなくPC入力に変更した。利用者側は紙でもらうんだけど、大きな進歩だ。すごいなあ。と、感心していたら

母の名前は「浩子」じゃないです。

早速、名前が間違っていた。
指摘すると
「すみません! みんな慣れないPCに必死で! 四苦八苦しております!」
悲愴な謝罪が返ってきた。
がんばってください。

ちなみに今日は地元の夏祭り。デイサービスでも昼食にたこ焼きが出たり、盆踊りを踊ったりと、夏祭り感満載だったそうです。母はとても喜んでいました。

本日の猫写真。怯えるシシィさん。

「なんか変な音がするねんけど…?」

夏祭りのフィナーレは打ち上げ花火。我が家から花火は見えないんだけど、音だけがボンボン聞こえてきます。シシィはその音が怖いらしく、
「あれ何? あの音、何?」
ずーっと不安そうにうろうろしておりました。ビビリだなあ…。

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コメント

  1. だださん!こんにちはは。
    お疲れ様です。
    ペーパーレス化とうたいながら、まだまだ紙媒体に頼る世の中。
    色々困難ありますよね。
    しかし、平成から新しい年へ。
    若い人は、ペーパーレス化になるかも?。
    データバックアップしっかり忘れずに。

    • ペーパーレス化、なかなか進みませんね。
      日本はいまだにFAX使ってるくらいですし、手書きの文字を重要視する文化ですし。
      近頃、海外をみていると日本は先進国とは言えないなあと思うことが多々あるのですが、いろいろ大事にしすぎているのでしょう。

      先日、訪看さんが車上荒らしにあって記録が盗まれそうになったという話を聞きました。
      セキュリティも大事ですね。
      データならクラウド保存かな。