要介護認定調査!

母の介護度は「要介護5」だ。現在の制度では「もっとも重い」ということになる。

だが介護度は、2年ごとの更新のたびに見直される。調査員が家まで来て、実際にどれくらい動けるか、どれくらい介護を必要としているかを調査をし「点数」をつけていく。介護にかかる手間などの点数だ。
ざっとこんな感じ→http://www.tricare.jp/tricare/TBBD260.do

この調査結果と主治医の意見書をもって審議会にかけて
「このひとはだいぶ大変になってきたらから、要介護4にしよう」
「前回よりもかなり回復したようだから要支援で」
と、介護度が決められる・・・らしい。

まったく知らない、会ったこともない人たちが、会議で介護度を決めるのだ。そのため認定調査はとっても大事な役割を果たす。

で。
今日は認定調査があった。
今回の調査員は女性だった。
母を車椅子にすわらせ、簡単に挨拶をすませたあと、調査が始まった。

主に、調査員の質問に答えていく。アンケートみたいだ。
生年月日は?
年齢は?
今の季節は?
朝ごはんは食べましたか?
寝返りはできますか?
着替えやトイレはどれくらい自分でできますか?
手足の可動域や、移乗などは、実際に動いて見てもらう。

調査項目は決まっているのだけれど、調査員も人間だから、質問のやりかた、話しかたはいろいろ。
前回の調査員はあんまり話を聞いてくれないタイプだった。
私が一言答えるだけで、
「あーハイハイ、こうですね、ダメですね、できませんね」
と、質問がどんどん進んでいって、あっという間に調査は終わった。

だけど今回の調査員さんはかなり細かく、丁寧に聞き出してくれようという姿勢だった。なので、母の状態は変わらないし、私も同じことを言っているつもりでも、受け取り方は微妙に変わったようだ。

たとえば
「洗顔は自分でできますか?」
という質問に
「はい、できます」
と私たちは答える。
前回の調査員はそれだけで「できる」としていた。

だが今回の人は違った。
「ぜんぶ一人でできますか? 少しはお手伝いされるんですか」
と聞いてきた。
そういえば、と思いだした私は
「蛇口をお湯側にひねることが難しいので、お湯は私が出します」
と付け加える。おかげで洗顔は「自立」から「一部介助」になった。

また、前回の調査員は「作話がある」といってもほとんど取り合ってくれなかったのだけど、今日の人は
「作話で困ったという具体的なエピソードはありますか?」
と促してくれた。いっぱいあるのでいっぱい話した。
トイレの回数も「すごく多い」じゃなくて具体的にどくらい大変かをきいてくれたので
「1日10回以上は行きます。行ったことをすぐ忘れるので酷いときには10分おきに行きます」
と強調することができた。

獲物を狙っているサンジ君。調査のあいだ、猫たちは別室に閉じ込められていました

身体的には2年前(ウィーンに行く直前)とぜんぜん変わらない。家で留守番をさせられないのも変わらない。むしろリハビリをさぼっているので、立位が難しくなったくらいだ。仕事もあるし、介護度を下げられたら困る。でも、今の状態で要介護5はさすがにもらいすぎかなあとも思う。

けれど、ケアマネさんに言われた。
「そういうふうに思うのは、だださんが元気で介護に慣れてるからで、外から見れば今でも十分に重介護ですよ?」
そっかあ。
まあ結局は他人が決めるものだからなあ。
どうなるかなー。

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コメント

  1. 調査員さんによって随分結果が異なりますから、老老介護で、お上に迷惑かけちゃ申し訳ないなんて考える人は良いように低い介護度にされちゃいます。
    うちは前々回、要介護3から2に下げられた時の調査員さんは「寝返り出来ますか?」「出来ますけど、元には戻れません」って言ってるのに寝返り→自立にしたそうです。
    (不服申し立てで福祉課に凸電して発覚しました 結局別の調査員が再度聞き取りにきて、介護度変更扱いで3に。現在は4です)
    どうも何年も介護してるとそれが「普通」になって来ちゃいますが、車椅子要介護者の在宅介護って、それだけで重度介護らしいですよ。
    正直心境は複雑ですが、5頂けるなら貰っちゃいましょう。
    うちも周囲は色々心配して労って下さいますが、「たいした事ないよねー」って言うのはシモの世話もしたことがない実子さん達だけです。ぶひゃ。

    • お疲れ様です。
      不服申立てでそんなこと教えてくれるんですねー!
      介護って人それぞれですから、大変か大変じゃないかは実際にやってみないとわからないですよね。
      介護者によっても、体力とか許容量とか「これは平気」っていう得意ジャンルもありますし。
      それを第三者の目で測るのは不可能ですから、杓子定規に点数をつけるんでしょうね。
      でも、その定規にどんな目盛りがついているのか、よくわからないんですけど(笑)

      >お上に迷惑かけちゃ申し訳ない
      ありますねー(笑)
      知らない人の前にでると誰でもイイカッコしますしね。
      ほとんど立つこともできないのに「歩ける」と言い張って、それを信用して要支援になっちゃったり。
      再認定なんてしんどいだけだから、お互い正確な事実を伝え合う努力が・・・一番難しいんですよね!

  2. 要介護認定審査会では、前回結果は参考程度であり、今回の判定では加味できないことになっているので、「前回よりも悪くなったから」高い介護度にはなりません。
    今回の調査で、介助をより必要とする項目が多くあったのだと思われます。
    ひとつの介護度の範疇は狭いようで割と大きいので全介助のチェックが増えても介護度が変わらないこともありますよ。
    今回の調査員さんの質問の仕方は適切だったようですね。
    要介護認定有効期間は2年毎とは決まってないので、状態が変化したら期間の途中で何度でも申請してその時の状態に合った介護度でサービスを提供してもらった方が良いです。

    先のコメントの方に誤解があるようですね、寝返りはどちらかに向きを変え静止できれば、「できる」です。
    元に戻れなくても良いです。

    • こんにちは。
      詳しいご説明ありがとうございます!

      「前回より…」っていう比較はあくまでも介護してる側からの感想ですね!
      更新は「安定していれば」2年でしたっけ。
      急激に悪くなって再認定を申請しても、けっこう時間がかかるんですよね…難しいものですね。

      >寝返りはどちらかに向きを変え静止できれば、「できる」です。
      >元に戻れなくても良いです。
      そうなのですか!
      そういうことを説明してくれる調査員さんだと助かるんですが。
      何をもって「できる」とするのか、線引がはっきりしないと、こちらも
      「だいたいできるんじゃない?」
      「できない・・・かなあ?」
      あやふやな答えしか出せないため、齟齬が起きるのでしょう。
      今回の調査員さんは細かく訊いてくださったので助かりました。