暑さのあまり溶けてしまったモノ

暑くって暑くって、暑い。
外仕事の皆様、生きてますか?
工事現場で働くおっちゃんとか見てたら気の毒になってきます。
私は冷房のないお家で1時間仕事しただけで死ぬかと思いました。

暑さは理性を奪っていく。
暑いと、ただそれだけでイライラしてしまう。

ぬるい扇風機がカラカラ回ってるだけのお宅で、利用者さんとバトルになった。宥めてもすかしても、どうしてもご飯を食べない利用者さんが
「ええねん、ワシはもう死にたいんや、生きてたくないんや、ほっといてくれー!」
と言うから。

本当なら『私は●●さんに死んでほしくないんですよ、元気になってほしいんですよ』とか言わなくちゃいけない場面だ。が、私も暑さのあまり思考能力が低下していたのだろう。
「死にたい人に、介護保険という税金をつかって私は何をしているのだろう?死にたい人に何を言っても無駄じゃないか」
なんて思ってしまった。
要は、暑さのあまりキレたのである。
「そうでっか、死にたいんでっか、ほな勝手に死んどいてください、私もう帰りますわっ!」
立ち上がって言ってしまった。
すると
「帰らんといてー!」
と利用者さんは言った。「あんたが帰ったら、ワシ一生メシ食わへんぞ!」
「ほな、私がおったら食べるん!?」
「食べる」
「どうぞ」
「はい」
・・・なんなん!?
暑くて暑くて、利用者さんも私もワケが分からなくなっていた。ただ、駄々のこね方がうちの猫に似ていると思った。

「おかゆ、もっと食べる?」
「食べる」
「麦茶のむ?」
「飲む」
「私もう帰る時間やねんけどなあ」
「帰らんといてえな」
「ほんならエアコン買ってえな」
「そんな金ないわいな」
「困ったな」

私は長いこと接客業してきたし、ヘルパーになってからも一度もこんなことなかったんだけど。
今日はもう、暑くて暑くて暑くて。
敬語なんか溶けてしまった。
利用者さんとかヘルパーさんとか、そんなもんすら、どこかへ行ってしまった。
死にたがってるおじいちゃんと、死なせたくない私とが、ただ2人、汗だくでバトってるだけだった。

「あんたもうクビにしてもらうわ」
「好きにしてや」

とか言いながら。
仕事としては酷い有様で、ヘルパー交替を言い渡されても仕方ないが、正直そんなものどうでもよかった。暑すぎて。エアコン、300円くらいで売ってないかなあ。

本日の猫写真。

花火の音が怖くて母に慰めてもらってるシシィさん

今日は花火大会。見えないけど、音だけは聞こえてきます。ドン! ドン! パパパパパン! 花火の音が聞こえるたびにシシィはびくびくしています。なんて臆病なんだろう…。

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