誤嚥がこわい

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昨日、栗ごはんの記事を書いた。
生の栗を手に入れたけど「栗ごはんの素」のほうが安かった話。

せっかくだから自分でも作ってみようと、今日はがんばって栗の皮をむいたのだ。ちょっとパサパサになっちゃったけど・・・
「おかーさんの大好きな栗ごはんだよ!」
「わーい、やったー!」
母は大喜びで栗ごはんを食べた。
ぱくぱく。
ぱくぱく。
「すごくおいしいよーーー!」
ぱくぱく。
ぱくぱく。
「ゴホッ!!!!」
・・・むせた。
パッサパサの栗が気管に入ってしまった。
「ゴホホホホホ!」

ひどくむせたのは一瞬だった。
べつに窒息するほどじゃなかった。
ただ
「ゴホッ!」
ちょっとずつ咳き込んでいる。
「だんだんマシになってるから大丈夫よ」
と口では言うものの、やっぱりつらそうだ。

・・・とりあえず落ち着いたほうがいい。
といってお茶飲むのも怖いし。
どうしたもんかな。

そうだ。
LINEをしよう。
かわいい子供たちの声を気聞こう!

ということでオーストラリアに住む妹家族にLINEをした。
「おばーちゃーん!」
日曜だからみんなそろっていた。
かわいい孫たちがスマホの向こうから
「今日ね、プール入ったよ」
とか、
「明日は試験があるの」
とか、
「おばーちゃんは今日は何したの?」
とか、話をしてくれる。
母も嬉しそうに
「おばーちゃんは今日ねえ、テレビ見てましたー!」
とか答えてた。
「テレビ?何見てたの?」
「わかんない!」
「なにそれー。おじいちゃんは?」
「おじいちゃんは、だだに怒られてばっかり!」

子供たちと一緒に声を出してケラケラ笑う。
それが良かったのだろうか。
だんだん、咳き込む回数が減っていった。

母はしょっちゅうむせるわけではない。
危険な状態に陥ったこともない。
ただ、誤嚥って、見えないから。
肺炎になってもすぐにはわからないから。
それに、これまでは大丈夫だったとしても、年々、年とっていくのだ。
弱っていくのだ。
それはちゃんと覚悟しておかなくてはいけない。

とりあえず、栗ご飯はもう二度と作らない。

本日の猫写真は、狭いベッドに巨体を押し付けてくるシシィさんです。

夜中に突然、嘔吐するのも、年に1回くらい原因不明の熱を出すのも、もしかしたら誤嚥が関係してるのかもしれないなあ・・・。

コメント

  1. お母さんの様子は、どうですか?誤嚥こわいですよね(泣)注意するにも限界あるし。
    決して、だださんの作った栗ご飯のせいじゃないと思う。たまたまですよ~。お母さんは美味しくて幸せを味わったはず😃
    私も大大好き❤️生栗は大変だから、市販のキットに甘栗や冷凍むき栗を足します。十分ですよ~(笑)
    毎日本当に、お疲れさまです。

    • ありがとうございます。
      ムセがひどかったのはその夜だけで、次の日からは大丈夫でした。
      でもだんだん筋力が落ちてくるのだろうと思います。
      母は栗ご飯が大好きなのですが、私がつくったのは本当にパサパサだったのですよ(笑)
      コスパも味も市販のほうが良かったです!
      無理はしないことにします!

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